マキタのDIY用インパクトとして長年売られているM695DS。
すでに後継機が登場しているので、実は何世代も前の型落ちモデルです。
それでも売れているのはなぜでしょうか?
マキタ M695DSは口コミでも評判が良い!理由はコスパの良さ!
M695DSは価格と品質がバランスしていてコスパが最高なんです。
マキタ M695DS は高品質なのに販売価格が安い!
M695DSは安い!
現在売られているマキタ製インパクトの中では最安値のモデルです。
なんと販売価格は1万円ちょっと!
その辺のあやしいDIYインパクトより安かったりします。
一流メーカー製で高性能なDIYインパクトがこの価格というのは凄くコスパが良いです。
セット内容
・インパクト本体×1
・バッテリー(14.4V 1.5Ah)×1
・急速充電器×1
・プラスチックケース×1
詳しくは後述しますが、色あせない魅力がある機種ですね。
マキタ M695DS 口コミと評判は?
「Makita」が欲しかったんです!
プロの職人さんじゃなければ、これで十分です。
買った途端に値下がりしてて「株」で損した気分と同じです。(T.T)
一般人はバッテリーも1個でいいでしょ。
個人でDIYにはとてもおすすめです。
「Makita」ブランドが欲しかったんです!
そうなんですよね。
やっぱりマキタは持っていて満足度がちがうんですよね。
他人に見せても恥ずかしくない!
ほとんどのDIYではバッテリー1台使い切らずに一日が終わるパターンです。
そう考えると最大限安くマキタを買うにはこのM695DSしかないです。
信頼の『マキタ』製!!
以前、使用していた安物の電動ドライバーが故障してしまい、買い替えにこの商品を購入してみました。
やはり、マキタ製という事もあり信頼できる外観、動きをしてくれます。
買ってよかったと思います。
マキタ製は買った後の安心感が凄いです。
グリップを握った感じ、質感、動作音などなどリアルに触らないとわからない質の良さがあります。
マキタ M695DS はマキタのカタログに載っている高品質なインパクト!
M695DSは、上記の通りちゃんとマキタのカタログに載っています。
DIY用インパクトは他にも世の中にたくさん売られています。
電動工具の専業メーカーではない企業も販売しています。
ホームセンターもオリジナルモデルを販売しています。
でもやっぱり電動工具といえばマキタ、日立工機、パナソニック電工。
木工関係はマキタと日立工機。
日立工機は外資に買われてHIKOKIに変わってしまいました。
老舗の純日本企業として世界シェア2位、品質トップの位置にいるマキタはやっぱり凄いです。
DIY用とはいえ他の怪しいインパクトとは違います。
M695DSはマキタの看板を背負っているDIY用インパクトだから品質は確かです。
だから型落ちになってもいまだに売れるわけです。
シンプルなDIYエントリーモデルですが、初心者にはその方が良かったりもします。
DIY用に初めて購入する方で、怪しいメーカーは嫌だというかたには超絶おすすめです。
マキタ M695DS のトルク(パワー)は?
マキタのM695DSのトルクは以下の通りです。
最大締め付けトルク130N・m
これだけのトルクがあれば、大工仕事もこなせます。
実際、M695DSの説明にこう書いてあります。
「22~125mmの木ネジ(コーススレッド)の締め付けに対応。」
一般的に市販されている一番長いコーススレッドビスの長さが125mmです。
だから、すべてのコーススレッドビスに対応していると思って大丈夫です。
マキタ M695DS の回転スピードと打撃数は?
マキタのM695DSの回転スピードと打撃数は以下の通りです。
穴あけ作業は、回転スピードが速い方がやりやすいです。
また打撃数が多いほどビスの打ち込み作業がはかどります。
回転スピード:0~2,400[回転/分]
打撃スピード:0~3,000[回/分]
これらは特筆するような値ではないですが、DIY用インパクトとしては十分な性能です。
マキタ M695DS の1充電当たりの作業量は?
マキタのM695DSのバッテリーは電圧14.4Vで容量は1.5Ahです。
フル充電したバッテリーで作業をした場合、以下の作業量がこなせます。
1充電当たり作業量(目安):
⇒ 木ねじ締め(φ4.3×65mm)約130本
※木材はラワン。
木ネジとはコーススレッドビスの事と思って良いでしょう。
65mmのコーススレッドビスは中間ぐらいの長さです。
これくらいの長さになると、電動ドライバーでは最後まで打ち込めません。
ドリルドライバーでも連続作業はちょっと辛くなってきます。
DIY用インパクトでは一番使う長さのコーススレッドかもしれませんね。
これを130本打ち込んだらバッテリーが空になるという事になります。
DIYでそんなに打ち込む事はほとんどないと思います。
でもウッドデッキなどを作る場合はもっと長いビスをバンバン打ち込むので、そんな場合は充電しながら使うことになります。
マキタ M695DS バッテリーは1本しか付属していない!では充電時間は?
マキタのM695DSにはバッテリーが1本しかついてきません。
なのでバッテリーが空になったら、充電する必要があります。
その間は作業が止まります。
ではこの充電時間はどれくらいかかるのでしょうか?
充電時間:約35分
すごいです。
DIY用のバッテリーでは一番短いと思います。
こんなに早く充電できるものはなかなかありません。
ちなみにホームセンターオリジナルのインパクトの充電時間は以下の通りです。
- カインズホーム オリジナル インパクト:75分
- ナフコ オリジナル インパクト:70分
- ビバホーム オリジナル インパクト:60分
- コメリ オリジナル インパクト:45分
上記のDIY用インパクトと比べたらフル充電時間までの時間がメチャクチャ短いのが分かると思います。
バッテリーの充電が空になっても、35分だったら待てますね。
休憩している間に充電完了です。
これが60分とかになるとちょっと長い気がします。
この急速充電の早さもM695DSの魅力です。
マキタ M695DS ライトバッテリシリーズとは?プロ用との互換性はあるの?
マキタのM695DSに付属しているバッテリーは、DIY向け電動工具専用のバッテリーです。
14.4Vのライトバッテリ専用機ですので、他シリーズのバッテリは使用できません。
使用されているバッテリーの型番はBL1415Gです。
「ライトバッテリシリーズ」というマキタのDIY向け電動工具との互換性があります。
逆に言えばマキタのプロ用バッテリーとは互換性がありません。
ライトバッテリーシリーズの電動工具は以下の種類があります。
※クリックで画像が開きます。
2021年3月時点のカタログで以下の種類です。
- 14.4V:10種類
- 18V :3種類
機種で言えば以下のものです。
- インパクトドライバー(14.4V・18V)
- ドライバドリル(14.4V・18V)
- 震動ドライバドリル(14.4V・18V)
- 生垣バリカン(14.4Vのみ)
- ミニ生垣バリカン(14.4Vのみ)
- 芝生バリカン(14.4Vのみ)
- 草刈り機(14.4Vのみ)
- 充電式クリーナー(14.4Vのみ)
- フラッシュライト(14.4Vのみ)
マキタ M695DS 本体サイズは?狭いところで使える?
マキタのM695DSのサイズは以下の通りです。
本機寸法:173×82×225mm(長さ×幅×高さ)
M695DSの一番のネックは長さです。
このインパクトは全長(ヘッド部)が長いです。
狭い所に差し込んで使うにはちょっと大きいです。
L字ドライバーなどを使うことになるでしょう。
これはハイコーキのDIY用インパクトも同じなので、価格とのトレードオフだと思います。
アマゾンのレビューにこういう意見があります。
Diy用途には最高
DIY用には文句のつけようがないです。
納期と値段で旧型のこのモデルにしましたが,現行型に比べると前後の長さがあるので
狭いところでは現行型にすればよかったと少し後悔もしましたが.それ以外は最高です。
最新機種もおすすめ!
マキタ M695DS 重量は?1.3Kgって重いの?軽いの?
マキタのM695DSの重さは以下の通りです。
質量:1.3kg(バッテリ含む)
この「重さ1.3kg」は、このスペックでは軽い方だと思います。
これもホームセンターオリジナルインパクトと比較すればわかります。
以下はバッテリー装着時の重さです。
- カインズホーム オリジナル インパクト(14.4V):1.295kg
- ナフコ オリジナル インパクト(14.4V):1.18kg
- ビバホーム オリジナル インパクト(14.4V):1.7kg
- コメリ オリジナル インパクト(10.8V):1.1kg
コメリは10.8Vなので大工仕事にはちょっと力不足です。
ビバの1.7Kgは重すぎます。
カインズは充電時間が75分と長く、価格もM695DSより高いです。
ナフコはよさげですが、トルクが110N・mしかなく充電時間が70分。
インパクトドライバーはスペックを下げれば軽量化は可能です。
でもパワー不足やバッテリー充電待ちなどの問題が起きると、途端に不満が爆発します。
そう考えるとハイスペックで1.3Kgに抑えたマキタのM695DSはとても魅力的だと思います。
初めて本格的なインパクトドライバーを使う方は「重い」と感じるかもしれません。
でも、そもそも大工仕事がこなせるインパクトは1.5Kgの重量があります。
この機種がライトバッテリという専用バッテリーを使っているのは、この軽量化を図るためです。
バッテリーを軽量化させて、より女性や初心者にも使いやすいように軽く作られています。
最新機種もおすすめ!
それでももっと軽い方が良いという方は、同じマキタの最新型DIYインパクト「MTD001DSX」を検討してみて下さい。
やはり価格はちょっと上がりますが、重量が1.2Kgです。
前述のとおりコンパクトでバッテリーも2本ついています。
詳しくはこちらの記事で書いています。
マキタ M695DS 互換バッテリーは売られているか?
前述のとおり、このM695DSで使われているバッテリーは、「ライトバッテリ」というマキタのDIY電動工具専用バッテリーです。
マキタのプロ用バッテリーとは違う種類のものです。
プロ用とは互換性がありません。
このM695DSにはバッテリーが1本しか付属していないので、交換用のバッテリーが欲しいという方は多いと思います。
マキタのプロ用バッテリーであれば、他社製のマキタ互換バッテリーが安く売られています。
マキタのM695DS用互換バッテリー(ライトバッテリ)は販売されているか?
プロ用の互換バッテリーはたくさん売られています。
品質はさておき純正の1/3くらいの価格で買えるので、あたりを引けばかなりお得です。
ではこのM695DSに使えるライトバッテリーは売られているでしょうか?
ライトバッテリーの型番はBL1415Gです。
互換バッテリーがあるか調べてみました。
そしたら・・・ほとんどないんです。
唯一見つけたのがコレです。
ちなみに容量は1.5Ah、2.0Ah、2.5Ah、3.0Ahの4種類あります。
マキタのライトバッテリ「BL1415G」及び「BL1413G」と互換性があると記載されています。
但し、例のごとく中華系の怪しい感じです。
返品交換をする覚悟の上で、納期に余裕をもって注文した方が良いと思います。
私も互換バッテリーを今も4本使っています。
あたりを引くことが出来ればお得ですよ。
互換バッテリーと純正バッテリーの価格差があまりない。純正の方が良いかも?
2021年5月現在、上記で調べた互換バッテリーの価格は1.5Ahで4,800円でした。
ちなみに純正の1.5Ahライトバッテリーの価格は6,180円でした。
1,000円ちょっとの価格差しかありません。
他に競合商品が無いので価格競争が起きないのでしょう。
だったら純正バッテリーを買った方が良いと思います。
このM695DSにはバッテリーが1個しかついていないので、交換用の予備バッテリーが欲しい方は多いでしょう。
上記の純正バッテリーを買うのが最善の選択だと思います。
これから買うのであれば「M695DS」ではなく「最新型フルセット」の方がおすすめ!
マキタのM695DSは安くておすすめです。
でももしバッテリーが故障したり、追加で欲しくなったりしたらどうでしょう。
前述のとおり6,000円以上払って追加購入する事になります。
ざっくり言えば以下の出費です。
M695DS + 追加バッテリー1本 = 17,000円
でももし最新型の「MTD001DSX」を買ったらどうでしょう。
最初からバッテリーが2個セットなので、追加購入の必要がありません。
MTD001DSX + 追加バッテリー不要 = 15,000円
結果的に最新型を買った方が2,000円の得です。
M695DS MTD001DSX 両者の違いは何?
最新機種のMTD001DSXは、M695DSよりも以下の点が優れています。
アマゾンなどのネット通販では、MTD001DSXの価格の方が4,000円程度高いです。
ではそれに見合うくらいの違いがあるのでしょうか?
比較してみました。
- 重量:重量1.2Kg。M695DSより0.1kg軽い。
- サイズ:全長143mm。M695DSより30mm短い。
- トルク:トルク 145N・m。M695DSより15N・m強い。
- バッテリー:2本付属。M695DSより1本多い。
- 回転スピード:0~2,700(回転/分)。M695DSより300回転早い。
バッテリーが1本多いというだけでも既に最新機種の方がお得です。
スペック的にもだいぶ進化しています。
これから買うのであればやはり最新機種の方が良いと思います。
詳しくはこちらの記事で書いています。
⇒ マキタ MTD001DSX DIY用インパクトドライバーの大本命!
マキタ M695DS まとめ
マキタのM695DSはおすすめです。
DIY用インパクトとしては超お買い得な本格インパクトです。
でもバッテリーは1本しか付属していません。
さらにちょっとサイズが大きいです。
バッテリーを追加で購入するつもりであれば、最初から最新機種である「MTD001DSX」買った方が良いですよ。
最新機種について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。