数ある電動ドライバーの中でも、お手頃価格で人気なのがこのアイリスオーヤマの電動ドライバーです。
JCD-421-D アイリスオーヤマの売れ筋電ドラ!
アイリスオーヤマ 電動ドライバー「JCD-421-D」です。
家具の組み立てに最適な小型のコードレス電動ドライバーです。
しかもなんとトルククラッチ付きの電動ドライバーなんです。
価格が安く、使いやすいので初心者におすすめです。
基本スペック
スペックは以下の通りです。
- 最大締め付けトルク:4.2N・m
- 無負荷回転数 :200rpm
- 連続使用時間 :約1時間
- ビットチャック :6.35mm六角軸
- 商品サイズ :幅17cm × 奥行5cm × 高さ14cm
- 電圧 :DC3.6V
- バッテリー :リチウムイオン充電池
- バッテリー容量 :1,500mAh
- 充電時間 :3~5時間
- バッテリー寿命 :充電回数 約500回
3.6Vの電動ドライバーとしては、ほぼ一般的なスペックです。
最大締め付けトルクは少しだけ弱めかもしれません。
安い&トルククラッチ機能付き!初心者が初めて買うのに最適!
基本的には家具の組み立てなどの軽作業に使用する電動ドライバーです。
既に下穴が開いている部材をボルトで組み立てていくような用途に最適です。
ニトリやイケアで購入した組み立て家具の組み立てにオススメです。
電動ドライバーなのに「トルククラッチ付き」なのはホントにすごい!
通常「トルククラッチ機能」はもっと高級な「ドリルドライバー」に搭載されている機能です。
その「トルククラッチ機能」がこの「安い電動ドライバー」についているんです。
これだけでも買う価値があると思います。
ネジ山をつぶしにくくなるのはもちろんですが、
締め終わりの反動による「手首への負担」を軽減できます。
女性やお年寄りにはうれしい機能です。
アイリスオーヤマの電動ドライバーには、12本の各種ビットが付属している。
アイリスオーヤマの電動ドライバーには最初から各種ビットが同梱されています。
電動ドライバーが届いたらすぐに使えるのでとても便利です。
ビットサイズとしては以下の種類が揃っています。
- ポジドライブビット:2種類(PZ1,PZ2)
- プラスビット :3種類(PH1,PH2,PH3)
- マイナスビット :2種類(4mm,5mm)
- 六角ビット :3種類(H4,H5,H6)
通常一番使うのは「プラスビットの2番(PH2)」です。
ニトリの家具の組み立てなどで使う六角ビットはH4~H6の3種類があるので大丈夫でしょう。
ポジドライブビットも2種類付属していますよ。
イケアの家具を組み立てる時など、ポジドライブビット(ヨーロッパの規格)が必要となります。
最初から付属しているのは嬉しいですね。
ドリルビットは付属せず!別売りで購入しましょう!
このアイリスオーヤマの電動ドライバー「JCD-421-D」には「ドリルビット」は付属していません。
理由はこの電動ドライバー自体が「穴あけ作業には向いていないから」です。
要因としては以下のような物があります。
- 1、トルクが弱い。
- 2、回転スピードが200回転/分と遅い。
- 3、ビットチャックがマグネット式なので、ドリルビットがすぐに外れる。
もちろん下記のようなドリルビットを装着して穴あけを行うことはできます。
但し、回転スピードが遅いので作業性が悪いです。
この「JCD-421-D」であけることが出来る穴の直径は数ミリまでです。
金属やコンクリート、レンガへの穴あけには力不足で無理です。
用途としては「長い木ネジを打つための下穴あけ」が中心となるでしょう。
もし穴あけ作業が多いのであれば、もうワンランク上の「ドリルドライバー」を検討してみて下さい。
こちらで紹介しています。
⇒ アイリスオーヤマ 充電式 10.8V 電動ドリルドライバー 【 JCD28 】
アイリスオーヤマ 電動ドライバー 「JCD-421-D」の評判と評価
「JCD-421-D」のネット上での評判
アイリスオーヤマの電動ドライバー「JCD-421-D」の評判は、総合的には「まあまあ良い」といった感じです。
「家具の組み立てには十分使える!」というレビューが多いです。
【評判が良いポイント!】- 価格が安い!
- トルククラッチが付いている!
- お手軽!
【評判が悪いポイント!】
- トルク不足
- ビットが外れる
- 軸ブレがある
- 動かない
「JCD-421-D」のネット上での評価
アマゾンのレビューでは以下のような評価となっています。
件数:268件
評価:3.9点 / 5点満点
凄く人気が高い電動工具は4点台の評価ですので、そこまではいかないようです。
但し、他の電動ドライバーと比べてもかなり安いこの機種に多くを期待するのは酷かもしれませんね。
私の評価は「かなり良い!」
トルク不足について「アイリスオーヤマの電動ドライバー「JCD-421-D」は パワー不足 」
この意見については、スペック表に「4.2N・m」ときちんと書いてあるので特に問題ないと思います。
人気の電動ドライバーである「ボッシュ ixo5」のトルクが「6.0N・m」です。
「ixo5」と「jcd-421-d」の価格差を考えると、トルクの差も納得です。
決め手は「トルククラッチ」機能!
もしこの「JCD-421-D」にトルククラッチ機能が付いていなかったらおすすめしないでしょう。
でも「jcd-421-d」には、他の電動ドライバーには付いていない「トルククラッチ機能」があるんです。
そう考えると、機能的にもコスパ的にもおすすめできる電動ドライバーです。
軸ブレはしょうがない?
この「JCD-421-D」はビットスリーブ部が六角のマグネットでくっつけるタイプです。
差し込みの深さも浅いです。
インパクトドライバーのような「深く差し込んで、スチールボールが溝にカチッっとはまって固定されるタイプ」ではありません。
がっちりホールドする仕組みではないので、引き抜けば簡単に外れます。
軸ブレについては、一番よく使う「長さ25mmの短いビット」であれば、軸ブレはしない(わからない)と思います。
インパクトドライバーやドリルドライバーで使う長いビットを使うと、回転の中心が取れずに先端がブレると思います。
それでも回転スピードは200回転/分とかなりゆっくりです。
軸ブレがあってもそんなに危険な回転数ではありません。
200回転/分の回転スピードがどれくらいか気になる方は、以下の動画を見て下さい。
安い電動ドライバーは基本的にどれも同じです。
回転スピードが200~300回転/分程度の電動ドライバーは、「精度が高い穴あけやネジ締め」は想定されていません。
「軸ブレ」がある点については、そもそも高速でビス打ちや穴あけをする機種ではないので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
あまりにも「軸ブレ」がひどい場合は初期不良として交換や返品をお願いすればいいと思います。
動かない?
また「動かない」というレビューもあります。
これには2つのパターンがあると思います。
- トルク調整ダイヤルが動かない
- トルク不足でネジが動かない
もし「トルク調整ダイヤルが動かない」のであれば、これはすぐに返品交換や返金を申し出ればいいと思います。
購入先がアマゾンであれば、初期不良は簡単に返金に応じてくれます。
また「トルク不足でネジが動かない」という事であれば、それは「期待が大きすぎた」のかもしれません。
以下のような作業にはパワー不足です。
- 下穴が開いていない木材に木ネジを打ち込む。
- 下穴が開いているが、木ネジが長い
- 下穴が開いているが、木ネジが太い
- 堅い木材に木ネジを打つ
木ネジの長さは32mmくらいまで、太さは4.0mmくらいまでじゃないでしょうか?
DIY用のホワイトウッドなら大丈夫ですが、天然の木材だと堅いので無理かもしれません。
もう少しパワーのある電動ドライバーが欲しいのであれば、トルク「6.0N・m」の「ボッシュ ixo5」をお勧めします。
DIYで幅広く使いたいのであれば、トルクが「30.0N・m」位ある「ドリルドライバー」を検討してみて下さい。
ドリルドライバーはこちらで紹介しています。
⇒ アイリスオーヤマ 充電式 10.8V 電動ドリルドライバー 【 JCD28 】
さらに大工仕事でガンガン使いたいのであれば、ドリルドライバーよりもっとトルクのあるインパクトドライバーの方がおすすめです。
アイリスオーヤマ製のインパクトドライバーもあります。
こちらの記事が参考になると思います。
まとめ
トルククラッチ付きの電動ドライバーの中では一番オススメの機種です。
この「jcd-421-d」はアイリスオーヤマ製です。
アマゾンにも出品されており、アマゾン自身が販売・発送しているプライム商品です。
怪しい中華系商品とは違い、返品・交換・返金などは簡単に行えます。
価格も安いので、電動ドライバーを持っていない人であれば「試しに購入」してみるのが一番いいと思います。
ホームセンターなど実店舗でも売られていますが、アマゾンや楽天で普通に買えます。
販売店を探し回るよりもラクですし、通販の方が値引き率が大きいです。
最安値で買いたい方は以下のネット通販からの購入がおすすめです。