TD161DRGX はマキタの電圧14.4Vのフラッグシップインパクト
TD161DRGXは2018年1月に発売されたマキタのフラッグシップ(最上級)インパクトドライバーです。
電圧14.4Vです。
TD161DRGX と TD171DRGX の違いは?
TD161DRGXとTD171DRGXは兄弟機です。
どちらもマキタのフラッグシップモデル(最上位モデル)です。
違いは以下の通りです。
使用しているバッテリーの違い
TD161DRGXとTD171DRGXでは使っているバッテリーが違います。
- TD161DRGX:14.4Vバッテリー(プロ用)で動作。
- TD171DRGX:18Vバッテリー(プロ用)で動作。
14.4vバッテリーは18Vバッテリーよりサイズがコンパクトです。
重さも100gほど軽いです。
重量の違い
- TD161DRGX:1.4Kg(バッテリー含む)。
- TD171DRGX:1.5Kg(バッテリー含む)。
バッテリー装着時の全体の重さはTD161DRGXの方が100g軽いです。
サイズもコンパクトになります。
ちなみにこの違いは本体の違いではありません。
前述した「バッテリーの重さとサイズの違い」です。
トルクの違い
TD161DRGXとTD171DRGXではトルクが若干違います。
- TD161DRGX:175N・m
- TD171DRGX:180N・m
ほんの少しTD171DRGXよりトルクが小さいです。
とはいっても、ほかのモデルに比べれば圧倒的なハイパワーです。
その他の違い
「回転スピード」や「インパクトでの打撃数」がちょっとだけ違います。
また、本体とは関係ないですが、18Vバッテリーの方が14.4Vバッテリーより販売されている電動工具の種類が多いです。
昔は14.4vが主流だったのですが、2022年現在は18Vの方が主流になっています。
また、最近はマキタの40VMAXシリーズがだんだんと機種数を増やしてきました。
TD161DRGX(14.4V) はどういう人におすすめか?
TD161DRGXはフラッグシップモデル(最上級機種)なので、基本的にはプロの方にオススメです。
というか、多くのプロの方がフラッグシップモデルを愛用しています。
その中でも14.4V機であるTD161Dは、18v機より重さが100g軽いのが特徴です。
たかが100gですが、重さの違いはそれなりに感じるでしょう。
なので、
「高性能なインパクトが欲しいけど、少しでも腕への負担を減らしたい」
という方にオススメです。
トルクについては18v機と14.4v機では若干の差があります。
トルクの違いは5N・mです。
でも18Vを使い慣れていない人にとっては、同時に使い比べをしない限りそこまでの違いは感じないと思います。
また、既にマキタのプロ用14.4Vのバッテリーや充電器を持っている方は、TD161DRGXを買うとバッテリーが共通使用できます。
いずれにしてもフラッグシップモデルなので後悔とは無縁です。
まとめ
マキタのフラッグシップモデルのインパクトが欲しい方は、以下のように選びましょう。
- ちょっとでも軽さを重視する方:TD161DRGX(14.4v)
- ちょっとでもトルクが欲しい方:TD171DRGX(18v)
どちらを買ったとしても、DIY用インパクトドライバーと比べたら機能もパワーも圧倒的です。
TD161DRGX
少しでもトルクが強い方が良い方や、既に18Vバッテリーを持っている方は,
こちらのTD171DRGXを選びましょう。
TD171DRGX
追記:2021年1月に後継モデルが発売されました。
2021年1月に後継機となる最新型フラッグシップインパクトが発売されました。
基本的な性能は同じですが、以下のような改良が加えられました。
- アンビルの大型化による耐久性アップ
- 隅打ちのしやすさアップ
- ビットの差し込みやすさアップ
- 専用ケースにバッテリーが4つ入る
最新型について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
⇒ TD172DRGX マキタ 最新インパクト【2021新製品】徹底レビュー!
これからフラッグシップモデルを買う方は、最新型を買った方が良いでしょう。
※ネット上には最安値のお店だと思って飛びつくと「バッテリーが1個しか付属していない(本来は2個)」とか、「充電器が付属していない」などのグレーな販売をしているお店があります。
※しっかり表記されていない場合が多いので「付属品(本体+バッテリー2個+充電器+専用ケース)」がフルセットになっているかよく確認してから購入しましょう。
TD162DRGX
TD172DRGX
このお店のように、しっかりと販売内容を表記してあるお店で買うのが安心です。