ドライバー系の電動工具で一番使う先端工具は何か?
それは、「プラスのドライバービット」です。
今回はその中でも最強の「なめにくいビット」を紹介します。
インパクト用の「なめにくい最強ビット」があるの知ってますか?
ドライバービットは世の中にたくさん売られています。
電動工具に最初から付属しているものもあります。
ホームセンターに行けば数本で500円程度の使いやすそうなビットもたくさん売られています。
「どれも大して変わらない」
そう思う方も多いと思います。
でもちゃんとあるんです。
「なめにくいビット」があるんです。
なめにくいビット【WERA(ヴェラ)インパクトビット】
WERAというドイツの工具メーカーのドライバービットです。
このメーカーが販売しているドライバービットは、先端がダイヤモンドコーティングされています。
ダイヤモンドの粉末でザラザラしている感じです。
なので摩擦抵抗があり、差し込んだらカムアウトしにくいんです。
普通ならポロっと外れて落ちるビスも、吸い付いたようにくっついたまま落ちないという食いつきの良さです。
最強のインパクト用ビットです。
長めの両頭ビットもあります。
小型電動ドライバー用の短いタイプもあります。
他にもいろんな種類があります。
「ダイヤモンドコーティング」と書いてあるものを選べば大丈夫です。
詳しくは販売ページでご覧ください。
コーススレッドビスにはインパクト用の「なめないビット」を使おう!
この記事を読む方の多くがネジをなめた経験がある方でしょう。
そしてネジをなめた時の大変さもご存じだと思います。
インパクトで堅い木材にハイパワーで打ち込んだ時。
ビス頭の溝をなめてしまった時の後悔と絶望感は、やった人にしかわからないでしょう。
ガチガチに食い込んだビスは一度舐めてしまうとアストロン状態になって、あなたの前に立ちふさがります。
反抗期の娘のようにいう事を効きません。
ペンチやプライヤーと使っったり、折り曲げて回したりと、抜くまでにメチャクチャ手間がかかります。
さらに抜いたビスは焼けていて、触るとヤケドします。
もちろん作業は中断され、めちゃくちゃ遅れます。
なので少々高くてもビットは良い物を使った方が良いでしょう。
ビットが折れる分にはそうでもないですが、ビスをなめてしまうと非常に厄介です。
「折れないビット」を使うのも大事ですが、「なめないビット」を使うのはもっと大事ですよ。
ドライバービットについて初心者向けに説明します。
ドライバービットは単体では使えない工具です。
電動工具の先端につけて使います。
その中でも圧倒的に使われているのが、先端が+の形をしたプラスビットです。
こんな感じでインパクトドライバーなどにズボッとさして使います。
インパクトドライバーやドリルドライバーでは必ず使うプラスビット。
長い物もあります。
このプラスビットを使えば、ボルトネジ締めやコーススレッドビスなどのビス打ちが出来ます。
写真はコーススレッドビスを木材に打ち込んでいるところです。
コーススレッドビスは釘とネジが一緒になったようなもので、大工さんが良く使う木材締結用のビスです。
短いドライバービットもあります。
こちらは小型の電動ドライバーで使用するビットです。
先端の形状は前述と同じプラスの形です。
+1、+2、+3などいくつかのサイズがあります。
通常使われるのは+2です。
今回の記事はこれらのプラスビットがネジの頭を壊してしまう「なめる」という現象についての話です。
最後に。
なめないビットは1本500円などとても高価です。
- どうでもいい作業のときは「安物ビット」。
- 納期のある仕事のときは「なめないビット」。
こんな感じで使い分けるといいと思います。
逆にDIY程度であればそんなに摩耗しないので、常に「なめないビット」を使って良いと思います。
WERA(ヴェラ)のビットについてはこちらの販売ページでご覧ください。