電動工具にはプロ向けとDIY向けがある!
インパクトドライバーなどの電動工具。
初心者が見たらどれも同じに見えます。
でも実際にはプロ向けとDIY向けで大きく異なります。
では何が違うのか?
どうやって見分けるのか?
電動工具メーカー(プロ用・DIY用)
国内電動工具メーカー(プロ向け)
- マキタ
- 日立工機
- パナソニック電工
国内電動工具メーカー(DIY向け)
- リョービ
海外電動工具メーカー(DIY向けだがプロ向けもあり)
- ボッシュ
- ブラック&デッカー
プロ用の電動工具の見分け方
各社ともプロ向けモデルは簡単に見分けられるようになっています。
それは「色の違い」です。
製品色の違いでプロ向けかDIY向けか分かる!
どのメーカーもプロ用とDIY用で製品色を区別しています。
そして各メーカーのプロ向け色を一度覚えておけば便利です。
ホームセンターに行った時に一目で違いが分かるようになります。
とりあえず大まかに紹介します。
※イメージは各メーカーホームーページのものをお借りしました。
マキタのインパクトドライバーの製品色(カラーラインナップ)
マキタのプロ向けモデル製品色(定番はマキタカラー)
基本はマキタカラーと呼ばれる色です。
マキタカラーは何色?
そうですね。
一般的には「青みがかった緑色」と言われることが多いです。
感覚的は「青か?緑か?」といわれれば、微妙に緑に近いかもしれません。
色コードで厳密に知りたいならメーカーに問い合わせてみた方がよさそうです。
和名でピッタリの物は探しきれませんでした。
青緑色とか納戸色とか似たような色はありましたが・・・。
私もマキタのインパクトを眺めながら色を探しましたが、照明の具合によっても色味が変わります。
パソコンで見る製品職もモニターによっては全然違う色に見えるので一概には言えないですね。
とりあえずは「緑色にに近い深めの青緑」で大体伝わると思います。
マキタの赤と青の違いは何?
よくある質問?で
マキタの製品色の「赤」と「青」は何が違うの?
というものがあります。
おそらくインパクトドライバーの製品色の事だと思います。
マキタのプロ用インパクトの中でも売れ筋モデルにはいろんな製品色があります。
青は昔ながらのマキタカラーの事です。
赤はオーセンティックレッドと呼ばれる最近登場した製品色です。
この2つはどちらも中身は同じです。
外装の色が違うだけです。
売れ筋のプロ用インパクトの場合、職人さんが同僚と自分のインパクトを区別したいというニーズがあります。
このニーズをかなえるためにここ数年は基本的5色展開されています。
さらに数量限定で限定色が販売されることも良くあります。
マキタの赤色とはこのプロ用の製品色の1つです。
この下の記述で赤色を含むプロ用インパクトの製品色を紹介しています。
なおマキタのインパクトのカラーラインナップは、新モデルに変わる時に色も変更になる事が多いです。
ユーザーのニーズをみながら人気のある色を定番色に加えるといった感じです。
昔からある色といえばマキタカラー(青)とブラック(黒)くらいでしょう。
昔はライムやピンク、ホワイトがありましたが、2021年現在ではオーセンティック色のラインナップが増えています。
マキタのプロ向けモデル製品色(マキタカラー以外)
他にも以下のようなカラーラインナップがあります。
※モデルによって色の種類は異なります。
よくあるのがこの5色だと思います。
【白】
【黒】
【ピンク】
【ライム】
2021年現在ではライムやピンクがなくなり、オーセンティックパープルなどの色がラインナップされています。
マキタのDIY向けモデルの製品色
マキタのDIYモデルは「明るい緑色」です。
プロ向けのライム色と似ています。
でも安心してください。
プロ向けのライム色はまず店頭には置いてありません。
もしホームセンターで明るい緑色のインパクト(マキタ)を見かけたら、それはDIY向けです。
Hi-Koki(旧日立工機)のインパクトドライバーの製品色
Hi-Kokiのプロ向けモデルの製品色
日立工機もマキタと同じような感じです。
日立工機の場合は基本色が緑です。
そのほか白・黒・ピンク・黄色などがあります。
Hi-KokiのDIY向けモデルの製品色
日立工機のDIYモデルは明るい青色です。
パナソニック電工インパクトドライバーの製品色
パナソニック電工のプロ向けモデルの製品色
パナソニック電工の場合は、色のついた範囲が狭いのでちょっと見分けづらいようです。
パナソニック電工のプロモデルの基本色は白のようです。
そのほか黒、青、ゴールドなどがあるようです。
※明確にはわかりませんでした。
パナソニック電工のDIY向けモデルの製品色
これは何色といえばいいのでしょうか?
しいて言えばスイッチ類が黄色です。
デザインもシンプルですね。
ボッシュのインパクトドライバーの製品色
ボッシュのプロ向けモデルの製品色
ボッシュのプロモデルは鮮やかな青色です。
ボッシュのDIY向けモデルの製品色
ボッシュのDIYモデルは緑色です。
リョービのインパクトドライバーの製品色
リョービのプロ向けモデルの製品色(基本色)
リョービのプロモデルは緑色です。
リョービのプロ向けモデルの製品色(その他)
緑以外には黒(グレー?)もあります。
さらに最近は以下のカラーもあります。
「パールホワイト」
「ゴールドメタリック」
「パラオグリーンメタリック」
リョービのDIY向けモデルの製品色
リョービのDIYモデルは赤色です。
ブラック&デッカーのインパクトドライバーの製品色
ブラック&デッカーは基本的にDIYモデルのみを販売しています。
ブラック&デッカーのDIY向けモデルの製品色
ブラック&デッカーは基本的にDIYモデルの販売を行っています。
基本色はオレンジです。
DEWALT(デウォルト)のインパクトドライバーの製品色
ブラック&デッカーのプロモデルは「DEWALT」(デウォルト)という別のブランドで販売されています。
※「DEWALT(デウォルト)」はブラック&デッカーが過去に買収した企業です。
DEWALT(デウォルト)のプロ向けモデルの製品色
「DEWALT(デウォルト)」はプロ向けのみを販売しています。
黄色と黒色の組み合わせの製品色です。
「鮮やかな黄色」と覚えておけばいいと思います。
最後に
今回は電動工具(インパクト)のプロ向け、及びDIY向けを見分ける方法を書きました。
一言でいえば「製品色」が違うという事です。
製品色を覚えればホームセンターでもしっかり見分けることができます。
役に立てばうれしいです。
ちなみに私はプロモデルの購入を推奨しています。
何故かって?
それはこの記事を読めばよくわかります。
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プロ向けは高いけど、それだけの価値はあります。
見た目も断然カッコいいですしね。
ではこの辺で。