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潤滑スプレー・潤滑オイル

シリコンスプレー 使ってはいけない場所がある!思わぬ危険も!

シリコンスプレーは便利です。

でも使ってはいけない場所もあります。

実は使い方を間違えるとメチャクチャ危ないのがシリコンスプレーです。

シリコンスプレーを使ってはいけない場所はどこ?

「ブレーキ・タイヤ・ペダル」はダメ!

自動車、バイク、自転車、車いすなどに使う場合は要注意です。

まずブレーキには絶対塗布しないでください。
ブレーキとディスクの摩擦がなくなり、ブレーキをかけても止まれなくなります。

タイヤにも絶対使わないでください。
ブレーキをかけてもタイヤ自体が滑ってしまっては止まるまでの距離が長くなります。

自転車などのペダル、ステップにも使わないでください。
足が滑って危険です。

シリコンスプレーはスプレーで霧状に塗布すると、周りに飛散して意図しない場所に付着する場合があります。
上記のような危険個所の近くでは直接スプレーせず、布などに吹き付けてから拭くと安全です。

鍵穴に吹き付けるのはダメ!

玄関のカギが開きにくい。

カギが引っかかる。

そんな症状の方で「シリコンスプレーを吹き付ければ治るんじゃないか?」と思う方も多いでしょう。

でもカギ穴へのシリコーンスプレーの仕様はやめた方が良いです。

理由は「べたつきがホコリを呼び寄せるから」です。

吹き付けてすぐは滑りが良くなり治った気がしますが、後々の故障の原因になります。

床(フローリングや畳)はダメ!

シリコンスプレーを買うとあまりの楽しさに必要以上にスプレーして遊んでしまいます。

シリコンスプレーあるあるです。

フローリングや畳などにシリコンスプレーを塗布すると、メチャクチャ滑ります。

子供は喜びます!

靴下を履いて滑ったらスケートみたいにツルツル滑るからです。

でもこれは超危険です。

遊ぶ時ももちろん危ないのですが、遊びが終わった後もずっと危険が続きます。

一度ツルツルになった床は、しばらくはツルツルが続きます。

突然めちゃくちゃ滑るようになるので、知らずに床の上を歩いた人は滑って転ぶ可能性が高いです。

お年寄りはさらに危険です。

転倒してポキッと骨折すると、そのまま寝たきりになってしまう可能性も高いのです。

シリコンスプレーを使う時は絶対気を付けてください。

子供がいる場合は必ず大人が危険性を説明し、できれば子供が勝手に使わないように管理しましょう。

障子やふすまの敷居は注意!

障子やふすまの溝にスプレーをする場合も注意です。

スプレーした敷居の上を歩いた場合、足の裏にもシリコン被膜がくっつきます

靴下やスリッパの底にシリコンが付くと、どこを歩いてもツルツル滑ります。

敷居へ使用する場合は

「最小限の量をティッシュなどに含ませてから塗る。」

という方法がいいです。

間違ってもスプレーノズルで直接スプレーしないでください

革や布はシミになりやすい。浸み込みやすい素材にはスプレーしないで!

シリコンスプレーは少しベタッとしています。

もちろんCRC556などに比べればマシですが、それでも乾いたときにシミができやすいです。

革製品や布製品にはシミが出来る場合があるので出来ればやめた方が良いです。

他でも書いていますが、革製品や布製品にはシリコンスプレーではなくて「フッ素スプレー」がおすすめです。

フッ素スプレーは速乾性なのでシミが出来にくいです。

但しフッ素スプレーは高価です。

どちらが安心して使えるかと言えばフッ素スプレーかもしれませんが、その辺はコスパで判断すればいいと思います。

シリコンスプレーを塗るコツ。布やティッシュを使い「必要範囲」だけに塗布!

シリコンスプレーはスプレーなので広範囲に拡散します。
一応、付属のノズルを使って至近距離からスプレーすればかなり抑制できます。

でもやはり必要以上に噴射されたり跳ね返って飛び散ったりします。
ほんのちょっとずつ慎重にスプレーしましょう。

布やティッシュに含ませて拭くのが安全!かつ経済的!

スプレー使用時は周りをマスキングで覆うのも一つの手です。
しかし手間がかかりますよね。

私のおすすめはティッシュ(布切れ)です。

  1. 丸めたティッシュにノズルをくっつけて少しだけスプレー。
  2. そのティッシュで対象物を拭く。

これで十分効果があります。

シリコンスプレーも無駄にならないし、余計なところに塗布されることもありません。
このやり方なら1本で何ヶ月~数年は使えます。

使ってはいけない所に吹き付けたシリコンスプレーを除去する方法は?

目に見える部分に吹き付けただけなら、頑張って拭き取ればどうにかなるでしょう。

しかし誤って鍵穴などにシリコンスプレーを吹き付けてしまった場合はどうすればいいでしょうか?

一度吹き付けたシリコンスプレーを洗い流す方法とは?

シリコンを拭き取る「シリコンオフ」がある!

私が使ったことがあるシリコン除去剤は、SOFT99の「シリコンオフ」というスプレーです。

いわゆる脱脂剤です。

このシリコンオフを吹き付ければ、付着したシリコンを洗い流すことが出来ます。

このシリコンオフは他にも、シールなどを張る前に貼り付け面の油分を除去するために使えます。
そうするとシールがしっかり貼りつき剥がれにくくなります。

また塗装するときに下地に吹き付ければ油分がなくなり塗装がしっかり付きます。

クレの「パーツクリーナー」や「ブレークリン」

シリコンスプレーはクレが販売していますが、クレは脱脂剤も販売しています。

まずはパーツクリーナー。

 

次はブレークリン

私は車のオイル交換を自分でやるので、その際にいろんな道具をこのブレークリーンできれいに洗います。

容量が多く単価が安いので、シューッっと贅沢に噴射して油汚れを洗い流すことが出来ます。

その他、油が付いた工具やチェンソーの清掃など色々につかえますよ。

自転車のチェーンの洗浄にも良いですね。

但し、使用についてはご自身で注意書きを読んでから使ってください。

まとめ

シリコンスプレーはとても便利なスプレーです。

ただし足元が滑ってしまうような使い方は危ないです。

また、車や自転車などの「ブレーキやタイヤなどのスピードを抑えるための部品」には絶対にかけないようにしましょう。

とはいえやっぱり便利でコスパ最高なのがシリコンスプレーです。

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