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潤滑スプレー・潤滑オイル

ベルハンマーに欠点やデメリットはあるのか?

潤滑剤として圧倒的な性能を誇る「ベルハンマー」。

ベルハンマー-スズキ機工

しかしベルハンマーにも欠点はあるはず。

調べてみました。

ベルハンマーの欠点

スプレー噴射時に霧状に広がる。

ベルハンマーを塗布したい部分にスプレーすると、ベルハンマーの液剤が霧状に広がってしまう事を嘆く方が多いようです。
霧状に広く噴射されてしあうと、ピンポイントに塗布できず、全体に吹き付ける感じになるからです。

場所によってはツルツルになると困る部分もありますからね。

「塗布したくないところに付着してしまう」

これが問題です。
さらに、霧状に拡散する事で、

「吸い込んでむせてしまう」

という点でも気にする方が多いです。

スプレーのノズルが太く噴射力が強いので、無駄に大量に噴射されてしまう。

これも上記に似た問題です。

ベルハンマーは局所的に使いたい方が多いのですが、「ブシュー!」っと結構勢いよく噴射されます。

噴射する範囲を狭くするために極力ノズルを近づけて噴射するのですが、勢いがあるので跳ね返りが飛びます。

また噴射する液剤の量が多いので、無くなるのが早くなってしまいます。

「必要以上に噴射されて、もったいない」

これまた問題です。

CRC556の場合は「高い浸透力で細かなゴミを洗い流してくれる」という働きがあるので、ある程度贅沢に吹き付けてよいと思います。
コスパも高いですからね。

ですがベルハンマーは、「被膜による圧倒的な潤滑性能」に期待して塗布するわけです。
無駄に吹き付けたらコスパが悪化するだけです

価格が高く、貴重なベルハンマー。
大事に使いたいから余計に気になります。

上記の問題もそうですが、これらは厳密には容器(ノズル)の欠点ですね。

液剤の匂い(臭い)が気になる。

ニオイについて少し気になる点はあります。

「塗布の際にちょっと匂いがする」

但し、ニオイは後でしなくなるのでそこまで問題ではないです。

液剤が垂れる。汚れる。

口コミではこんな話もあります。

「汚れがすごく垂れる」

これについては、ベルハンマーに限らず他のオイルスプレーなどでも同じことが言えると思います。
CRC556等は汚れを洗い流す効果があるので、「汚れが垂れる」という事はそれだけ効果があるという事です。

ベルハンマーの場合も吹き付ける量が多ければ、汚れと一緒に流れる(垂れる)事もあります。
予め下にウエスや新聞紙を敷いて、準備しておいた方が良いと思います。

もし、意図しない量の液剤が噴射されて垂れてしまうという意味であれば、上記の通りスプレー缶の噴射についての問題点かもしれません。

価格が高い!高すぎる!

価格についても、口コミなどで多くの意見があります。

高い!

「もう少し安くすればもっと売れると思う!」

とりあえずみんな思ってると思います。
ベルハンマーを買う上で、一番のネックは値段の高さですからね。

ベルハンマーの欠点をカバーする方法!

「原液ボトル」で塗布する。

スプレー噴射だと狙いが定まらない場合は、「液体タイプ」のベルハンマーを使う方法があります。

以下の道具を使うと、周りにも飛び散らず、吸い込むこともないでしょう。

LSベルハンマー 原液ボトル 80ml

原液タイプでは一番小さいものです。

初めて購入する原液タイプなら、これでいいんじゃないでしょうか。

綿棒などに浸み込ませて使えば、無駄も少ないでしょう。

精密点滴注油器 ピンポイントオイラー

そのままだと使いにくい場合はいピンポイントオイラーを使いましょう。

ピンポイントオイラーなら、注油したい場所にピンポイントで塗布する事が出来ます。

持ち歩きにも便利です。

油筆

油筆を使えば、塗布したい場所に直接ヌリヌリできます。

この方法が一番ムダが少ないかもしれませんね。

液剤が無駄に垂れる事もなく、汚れずきれいに塗布できます。

マスクをする。

この3Mのマスクをつければ吸い込む事を防げます。

また臭い対策にもなります。

立体的でしっかりした作りです。

空間があり、排気弁もあるので息が楽です。

さらにゴムが「耳にかけるタイプ」ではなく、上下2本のゴムを後頭部に回し、頭全体に掛ける仕組みです。

密着度が高く、すき間が出来ません。

その辺のマスクと違い、とても安心感があります。

さすが国家検定合格品です。

3M信者の私としては、かなりおすすめです。

しっかりしたつくりなので、1枚で何度も使えます。

10枚入りなので、いろんな場面で使えますよ。

価格は高いが、コストパフォーマンスはもっと高い!

「ベルハンマーは価格が高いのが欠点だ!」

この意見は、正しいように思えますが、よく考えるとそうでもない事に気が付きます。

欠点
価格がCRC556やシリコンスプレーの10倍。

これは事実です。

しかしそれだけではありません。

長所1

潤滑効果は、CRC556の10倍。

ベルハンマー磨耗実験-スズキ機工HPより

感覚的な評価かもしれません。

でもCRC556では摩擦で止まってしまうような金属同士のものすごい圧力の中で発生する抵抗を、限りなく減らす事ができるのは本当です。

見方によっては100倍といっても良いくらいの潤滑性能があります。

 

長所2

耐久性はシリコンスプレーの10倍。

これも感覚的ですが、シリコンスプレーだと一瞬ではがれてしまう被膜が、ベルハンマーだと何ヶ月という単位で持続します。

100倍、いや1000倍と言ってもいい位の差があります。

 

長所3

メンテナンスの手間が1/10。

他の潤滑スプレー等では頻繁なメンテナンスが必要ですが、ベルハンマーなら長い期間メンテナンスの手間が省けます。

工場などでは人件費の削減効果が高いです!

長所4

使用量は1/3で、塗布回数は1/10。

これも感覚的ですが、ベルハンマーはCRC556のように「大量に噴射して浸透させ洗浄する」タイプではありません。

だからちょっと塗布すればOKです。

前述のようにピンポイントオイラーや油筆などをうまく使えば、ほんの少しの量で被膜を作れます。

しかも耐久性が高いので、頻繁に使用する必要もありません。

消費量は圧倒的に少ないのです。

 

どうでしょう。

どれだけコストパフォーマンスが高いか伝わったでしょうか?

1本あたりの金額では高額に見えますが、長い期間で考えればめっちゃ安く済みます。

コスパ最高です。

最後に!

ベルハンマーは値段が高いです。

しかしこれだけはハッキリ言えます。

「CRC556を10本買ってきても、10倍塗っても、ベルハンマー程の潤滑効果の足元にも及びません」

金属同士の高負荷の摩擦を激減させるベルハンマーには、圧倒的な性能があります。

工場などの現場にいるプロにとって、ベルハンマーのありがたさは計り知れないでしょう。

個人でも1本持っておけば長い間本当に役に立つ優れものです。

本当に良いものは人を幸せにしますよ。

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⇒ ベルハンマー

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