プロテクティブスニーカーとは?
ここ10年前くらいからJSAA規格という新しい規格の作業靴が登場しました。
これは「安全靴」ではなく「プロテクティブスニーカー」という名前で定義されています。
JSAA規格のプロテクティブスニーカーは、JIS規格の安全靴と違って、アッパー部分が天然皮革でなくても許されます。
安全性に関する品質の大部分はJIS規格の安全靴と同じなのですが、アッパー部分がメッシュ素材(合成繊維)や合成皮革でもよいのです。
これにより安全靴に劣らない軽量な作業靴が世の中に瞬く間に浸透しました。
プロテクティブスニーカーの特長
- 安全靴に近い安全性!
- 安全靴よりメッチャ軽い!
- 動きやすい!
- 疲れにくい!
- 蒸れにくい!
- 足が臭くなりにくい!
- デザインがカッコいい!
- カラーバリエーション豊かで選択肢が多い!
もっと仕事を快適にしたい!
もっと仕事内容にあった安全靴が欲しい!
もっとおしゃれな安全靴で仕事をしたい!
こんな夢をかなえた作業靴が「JSAA規格のプロテクティブスニーカー」なのです。
プロテクティブスニーカーはなぜ生まれた?
従来の安全靴(JIS規格)は天然皮革製である事が必須条件です。
天然皮革は丈夫で保護性能は抜群なのですが、重たくて通気性が悪くいです。
また使える色も限られてくるので、一言で言えば「ダサい」ものでした。
近年になるとネット通販が普及して、運送業で働く方が増えました。
ネットで買った軽い商品を大量に配送する時代になったわけです。
そういった「フットワークが求められる軽作業」がメインの職場が増えたにもかかわらず、安全靴は従来のまま。
安全靴を履くと「動きにくい!」「疲れやすい!」などのデメリットがあるにも関わらず他の選択肢がありませんでした。
「もっと軽くて通気性の良い安全靴が履きたい」
そういうニーズが凄く高まったわけです。
そこへ近年、ネット通販で海外製の激安作業靴がたくさん販売されるようになりました。
Amazonなどで見かけるやつです。
ホームセンターなどでも1000円台や2000円台クラスの軽くて怪しい作業靴が売れました。
中国製の安全靴などは、JIS規格など関係なく作られます。
本来は安全靴ではないのですが、「通気性のよさそうな安全靴」としてどんどん売れました。
ですが粗悪品が多く、作業者の安全を守るための性能が無い物も多かったわけです。
そこで生まれたのがJSAA規格です。
そしてJSAA規格で作られた作業靴を「プロテクティブスニーカー」と定義して販売するようになったわけです。
プロテクティブスニーカーはJSAA規格に基づいて作られるので、JIS規格の安全靴とは別物です。
しかし、その性能試験内容などはほぼ安全靴と同じような内容です。
プロテクティブスニーカーは「通気性が良くて軽くておしゃれな安全靴」という感じです。
プロテクティブスニーカーは通称「プロスニーカー」と呼ばれます。
プロスニーカーは、それまでないがしろにされていた「快適性」を併せ持った安全靴です。
さらに日本保安用品協会のJSAA規格をクリアしています。
日本工業規格であるJISと同様のテストを受けて認証を受けた製品です。
プロスニーカーの登場で「中国製の怪しい作業靴」を選ぶ必要がなくなったのです。
それ以来、配送作業や倉庫の軽作業などのユーザーから圧倒的な人気を得たわけです。
プロテクティブスニーカー おすすめなのはアシックスの「ウィンジョブ」
そしてそのプロテクティブスニーカーを製造販売するメーカーのなかでも圧倒的な人気を誇るのが「アシックス」です。
アシックスのワークシューズブランド「ウィンジョブ」は今や業界のスタンダードになっています。
国が推奨するJSAA規格に準拠している上に、アシックスのジョギングシューズのノウハウを注ぎ込んだ作業靴です。
こちらの記事で詳しく書いています。
-
疲れない安全靴 アシックス!軽くて蒸れない!おすすめ!
2023年も相変わらず大人気。 アシックスの安全靴は10年以上ずーっと人気ランキング1位です。 アシックスの安全靴は「疲れない!」「軽い!」「蒸れない!」だからおすすめ! 立ち仕事で長時間履いても疲れ ...
続きを見る