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木工ドリルビット おすすめは?種類の違いや見分け方を解説

「ドリルビットを買ったけど、回転するだけで全然穴が開かない!」

こんな経験した人いませんか?

木工用ドリルはドリル刃の刃の形が重要です!

これを知っているだけで作業効率は10倍にアップしますよ!

木工用ドリルビットの選び方!ドリル刃の刃先の違い!【超重要!】

下の写真を見てください。
これはどちらも木工用ドリル刃です。

ドリル刃-木工用-鉄鋼用-先端-形状-違い

どうですか?

なんか刃先の形が違いますよね。

今回の話のポイントはココです。

私はどうしてもこの点を皆さんに知って頂きたい!

「何これ?めっちゃ違うやん!」

「もっと早く知っておけばよかったー!!!」

絶対そう思っていただけるはずです。

「誘導ネジ」がついたドリル刃は、作業効率が10倍アップする!

いきなりですが、木工ドリル刃(六角・丸軸)を買うときはこれを覚えておいてください!
「誘導ネジ付きのドリルビットを買う!」

見分け方が分からない方のためにズバリ言います!

先端にネジ山がついたドリル刃を買え!

木工用のドリル刃には形状の異なるものがいくつかあります。
私の経験上、一番大切なのは先端の形状です。

・ネジ山がついたドリル刃
・ネジ山がついていないドリル刃

ネジ山部分は「誘導ネジ」とか「らせん」等とも呼ばれています。

木工用ドリルビットを買うなら、少々高価でも先端にネジ山がついた物を買いましょう!

なぜかって?

穴あけスピードが10倍上がるからです!

私もこれを知ったときはビックリしました。
衝撃が走るくらい作業効率が向上します!

「ドリル刃選び」は電動工具の性能より重要!

「ドリル刃なんてどれも同じだよ」
「穴あけの能力は電動工具の良し悪しで決まるんだよ」

こう思っている方は結構多いと思います。

でも違うんですよ~。
特に木工用ドリル刃は、選び方次第で大きな差が出ます。

誘導ネジなしの場合

以下のようなドリルビットには誘導ネジがついていない場合が多いです。

・値段が格安な木工用ドリルビット
・木工用としても鉄工用としても使えるビット。
・木工用兼樹脂用のドリルビット。
・電動工具におまけで付いているドリルビット
・格安ドリルビットセット。

同じ木工用という表示があり、値段が2倍くらい違い場合は「誘導ネジのありなし」を確認してみてください。
安い方には誘導ネジがついていないと思います。

誘導ネジがないとどうなる?

木工用と書いてあるのに、なかなか穴が開きません。

回転はするけど、刃が入っていかないのでドリルドライバーでグイグイ押し付ける事になります。

それでも刃が食い込まない場合は、摩擦熱で焦げ臭くなります。

摩擦熱でドリルビットが高温になると木材も焦げますし、ドリル刃も熱でダメになります。

切削機ではなくて、サバイバル用の「火起こし器」みたいな感じです。

ドリルドライバーにも負荷がかかるし、ドリルビットもダメになるし、木材も焦げ臭くなり、作業は進まない。

さらに時間はかかるし、体も疲れて、穴あけ作業が嫌になってきます。

最終的にはDIYが嫌いになるでしょう。

 

誘導ネジありの場合

木工専用のドリル刃を単品で買えば、ほぼ確実に誘導ネジがついています。

価格は誘導ネジなしの2倍くらいしますが、その性能は10倍だと思って良いです。

誘導ネジがあるとどうなる?

ねじ山のついたドリル刃は木材に押しつけなくても簡単に食い込みます。

その後は勝手にどんどん木材に食い込んでいき、穴をあけてくれます。

一度食い込めば、押し付けたりする必要な皆無です。

あれよあれよという間に、面白いように穴が開きます。

やってて超気持ち良いですよ。

たった数百円の違いが何時間もの作業時間の短縮につながります。

最終的にはDIYが楽しくなり、もっとやりたくなります。

 

「誘導ネジ付き木工用ドリルビット」と「誘導ネジなしドリルビット10本セット」が同じくらいで売られていたりします。

何も知らない初心者は「安さ」につられてしまいます。

ここはちょっとくらい高くてもしっかりした「誘導ネジ付き木工用ドリルビット」を購入しましょう。
一本ずつで良いんです。

ちゃんとしたものを揃えていきましょう。

おすすめの木工用ドリルビット

木工用ドリルビットには細い下穴開け用から大口径のものまであります。

どういう商品を買えばいいか、具体的にお教えします。

小さめの穴あけ

木ネジやコーススレッドを打ち込む前に下穴をあけるならコレです。

とにかく1本は持っておきたい穴あけビットです。

下穴開けは面倒ですが、木が割れるのを防いでくれます。
さらに非力な電動ドライバーでも木ネジでのDIYが可能になります。

特に高級な木材(天然木や大きな板など)を使うなら予め下穴をあけて丁寧に作業しましょう。

大きめの穴あけ用

 

本格的なDIYで木材同士をボルトで締結する場合、ボルトの太さの穴を開ける必要があります。
そんな時にはコレです。

色んな太さがあるので、用途に合わせて選んで下さい。

ベストセラーでも良い商品とは限らない!

Amazonで「木工用ドリルビット」を検索すると以下の商品がヒットしました。

木工・樹脂用ドリル刃10本組(リリーフ(RELIFE) )※Amazon

ベストセラー商品です。
10本組で1000円程度で買えます。

確かにコスパは最高だと思います。

でも木工用として使うのであればおすすめしません。

なぜなら誘導ネジが無いからです。

実際に使うと前述の指摘の通り、作業効率が格段に下がります。
ベストセラー商品だからといって飛びつくとえらい目に遭います。

というか、いつまでたっても「誘導ネジ付きドリル刃」の凄さを知らず非効率な作業を続けることになるでしょう。

知識がない初心者の方が、安さだけを考えて購入するから売れ筋商品になっているだけです。

私も最初は何も知らずにこういうドリル刃を買いました。
でも今は買いません。

知ってしまったからです。
その圧倒的な性能の差を・・・。

鉄鋼用・コンクリート用のドリルビットには誘導ネジはない!

今回は木に穴を開けるという用途でのドリル刃の選び方をかきました。

もし金属やコンクリートに穴を開ける為にドリル刃を購入するのならネジ山ありの木工ドリル刃は使えません。

金属の穴あけはネジ山のない金属用(鉄工用)のドリル刃を使ってください。

コンクリートや石材への穴あけもそれ専用のドリル刃を購入します。
「振動ドリル用」の刃を買って、震度ドリルで穴あけをすれば穴あけが容易になります。

最後に

ホームセンターで見たらわかると思います。
格安のドリルビットセットは、ほとんどがネジ山なしです。

ネジ山ありとセット品のネジ山なしでは、ヘタしたら一本当たりの価格が10倍程度差があります。

でもそれ以上に性能差もあります。

私は誰が何といってもネジ山(誘導ネジ)ありをすすめます。
これは自信があります。

怪しいと思う人は、まず1本買ってみてください。
では!

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