インパクトで上手に作業をするためのノウハウ
インパクトドライバーはしっかり持とう。
工具を使う時はしっかり持ちましょう。
脇を締めて両手で持てばより安定します。
ビットが外れないように軽く押しながら使う!
コーススレッドビスを打ち込むと、ビスが木材にめり込んでいきます。
そのままにするとインパクトとコーススレッドの間にすき間が開いてビットが外れます。
こうなるとビスの頭をなめてしまします(ビスの+溝が壊れる)
インパクトを使う時は、めり込むビスにくっついていくように押し込みながらトリガーを引きましょう。
無段階変速機能をうまく使おう!
インパクトドライバーはクラッチ機能がない代わりに「無段階変速機能」がついているものが多いです。
トリガーを引く指の強さによって、回転スピードが変化する機能です。
慣れないうちは一気にトリガーを引かず、低速回転で作業しましょう。
パワー切り替えを上手に使う。
価格の高いインパクトドライバーは、「パワー切り替え」ができます。
慣れないときはパワー小やパワー中くらいにセットして使いましょう。
その方が失敗が少ないです。
慎重に作業するときは下穴をあけよう!【重要】
インパクトドライバーの力不足や木が硬いとき、また木材が割れるのを防ぎたい時は下穴をあけてからビスを打ちます。
下穴用に1本細いドリルビットを持っておくと絶対役に立ちますよ!
※木工ドリル刃は先端にネジ山が切ってあるタイプの方が断然役に立ちます。
面倒くさい作業ですが、失敗が激減します。
下穴あけはDIYに必須の知識です。
下穴をあけるメリット
下穴をあけてから作業すると以下のようなメリットがあります。
◆ビッドが長持ちする。
◆コーススレッド打ちがスムーズ
◆結局は作業が早い。
◆木材が割れるリスクが少ない。
綺麗な仕上がりを求める方は下穴開けた方がいいですよ。
プラスビットのサイズは合うものを選ぼう!
プラスビットはどれも同じに見えますが、先端のサイズに違いがあります。
+0、+1、+2等です。
値が小さいほど先端が細いです。
コーススレッドを使う時は+2で良いと思います。
小さい木ネジなどは+1の方が良いかもしれません。
ビットをビスの頭に当てがった時に、きちんと溝にハマっているか確認しましょう。
最後に
インパクトドライバーは便利です。
でもパワーが大きいので失敗時はビスや材料を破壊する危険性も高いです。
初心者のうちは壊しても良い木材を使って練習をしましょう。