ドアクローザーを設置すると、ドアがひとりでに静かに閉まるようになります。
だけど、実際に設置した人の中には、
「ドアが重たくなって困っている」
という方もいるようです。
ドアクローザーを付けたらドアが重い!なぜ重くなった?
「ドアを閉める時は便利だけど、ドアを開けるのが重くなって大変」
これではガッカリですよね。
ではなぜこんなことがおきてしまうのでしょうか?
ドアに対してドアクローザーが合っていない。
一番考えられるのがコレです。
「ドアに合っていないドアクローザーが付いている」
そうなんです。
ドアクローザーはどれも同じように見えますが、実は色々と違いがあるんです。
そして「ドアが重たくなる」という症状もこのドアクローザーの選び方に大きく関係しています。
「軽いドア」に「重量ドア用のドアクローザー」を付けると重くなる!
ドアクローザーは、取り付けるドアの重さや幅、材質によって合うもをも選ぶ必要があります。
基本的にはドアの重量に合わせて選びます。
例えば、トイレのドアを例に挙げます。
トイレのドアってメチャクチャ軽いですよね。
軽量の木製のものがほとんどだと思います。
無垢の木材じゃないでしょうから軽いはずです。
おそらくドアの重量は20数kg。
ざっと30Kgとしましょう。
もしそのドアに、
玄関用のドアクローザーを付けたとします。
玄関用のドアクローザーは耐荷重が60kgくらいです。
そうするとまさに
「ドアが重くなる」
という症状が出ます。
いままで軽く開いていたトイレのドアが重たくなるわけです。
サッとトイレに入りたいのにゆっくり開くのでイライラしてしまいますよね。
軽量ドアにオススメのドアクローザーがあります!
「ドアクローザーは付けたいけど、ドアが重たくなるのはイヤ」
こんな方にピッタリのドアクローザーがあります。
リョービ ドアマン S-101PV 室内用(開閉力調整機能付)※ストップ機能付き
リョービのドアマンです。
リョービのドアクローザーの中でも、室内用のドアクローザーは「ドアマン」という名前が付いています。
さらにその中でもこの「S-101PV」は優れものです。
ドアクローザーの開閉力を、
さらに弱く調整することが出来る!
という
「開閉力調整機能」
というものが付いています。
コレがあれば子供やお年寄りが使う場合でも大丈夫です。
より軽い力でドアを開けることが出来ます。
注意点)
ただしこの「S-101PV」にはストップ機能が付いています。
扉を大きく開くと開けっ放しになる(出来る)機能です。
便利な機能ですが、おせっかい機能でもあります。
この機能は解除できないので注意が必要です。
ストップ機能がいらない方は下記のS-101Pを購入してください。
リョービ ドアマン 101P 室内用(開閉力調整機能なし)※ストップ機能なし
こちらはリョービの室内用ドアクローザーの中でも「ストップ機能なし」のモデルです。
実はドアマンを買った後で「ストップ機能いらないのに解除できない」と嘆く方も結構います。
そういうかたにはこの101Pは救世主のような存在です。
注意)
型番の頭にSが付くドアマンはストップ機能あり
【ストップ機能あり】
S-101PV
S-101P
S-102P
【ストップ機能なし】
101P
型番が似ているので気を付けて下さい。
ストップ機能が無いのは頭にSが付いていない「101P」です。
トイレで小さい子供にドアを開けられて、ドア開けっぱなしの恥ずかしい状況になるのが嫌な方はこちらを選びましょう。
但し、こちらには「開閉力調整機能」が付いていません。
あしからず。
最初はS-101PVをおすすめしようと思ったのですが、レビューを見ると結構な件数の「ストップ機能いらない!」という怒りの意見がたくさんありました。
なのでストップ機能なしの101Pも合わせて紹介しました。
まとめ
「ドアクローザーを設置したらドアが重くなって困った」
そんな場合は、もう一度「ドアの重量」と「ドアクローザーの性能」のバランスを確認してみて下さい。
どういうドアクローザーを選べばいいかわからない方は、
こちらの記事が参考になると思います。