ドアがうるさく閉まる。
ドアクローザーが付いているのに、役に立っている気配がない。
「こりゃ修理する必要があるな」
でもいったい何がどう壊れていて、何を修理するのでしょうか?
今回はドアクローザーの修理について書きます。
ドアクローザー 修理が必要かどうかの見分け方。
ドアクローザーの修理について話す前に、まずはもう一度確認です。
ドアクローザーの故障をドアの開閉音で見分ける方法
ドアクローザーが壊れているか壊れていないか。
それを判断するのは簡単そうで難しいです。
普通の人は普段ドアクローザーの存在なんて考えもしないでしょう。
ドアの上部にドアクローザーが付いていれば「正常に機能しているのだろう」と勝手に思い込んでしまうでしょう。
でも現実はこんな感じです。
世の中は「ドアクローザーが付いているけど、正常に機能していないドア」が山ほどあります。
ではドアクローザーが壊れているとはどういう状態か説明します。
ポイント
ドアクローザーが壊れているドアは、
ドアがバタンと勢いよく閉まる!
バタンと閉まる場合はドアクローザーは壊れていると思って良いです
逆に言えばこういう事です。
ポイント
ドアクローザーが正常に機能しているドアは、
ドアが上品に静かに閉まる!
ドアが静かに上品に閉まるドアはドアクローザーが正常に機能しています。
ドアクローザーの故障をドアクローザーの外観で見分ける方法
もう一つ方法があります。
ドアクローザー本体を良く見て下さい。
ドアクローザーの故障は油漏れがあるかどうかで判断できます。
ポイント
ドアクローザー本体やその下に油が漏れている場合は
オイル漏れを起こして故障している!
ドアクローザーの下の部分がベタベタしていて黄色っぽい油が付いていたら、それはドアクローザーからのオイル漏れです。
ドアに油染みの後がある場合も疑わしいです。
開閉スピードの調整弁を調整して見分ける方法
ドアクローザーを設置していれば、基本的にはドアが静かに閉まります。
また、ドアの閉まるスピードの調整はドアクローザー本体にある「速度調整弁」というネジを回すことによって調整できます。
ドアクローザーがバタンと閉まる場合でもまれにこの「調整弁」を調節する事で静かに閉まるようになる場合もあります。
しかしオイル漏れなどで油圧がかからなくなれば、この調整弁をいくら調整しても静かに閉まるような調整ができません。
バタンと閉まるか、バイーーーンとドアが固定されてしまうかのどちらかです。
ポイント
調整弁での調整がうまくいかない場合は、
オイルが抜けて故障している!
最終的にこの調整弁をいじってもダメなら完全に故障しています。
ドアクローザー 修理はどうやる?
ドアクローザーが故障していると判断出来たら次は修理です。
ではどうやって修理するのでしょうか?
ドアクローザーのオイル漏れをオイルの補充で修理できるか?
ドアクローザーの故障の原因が「オイル漏れ」ならオイルを補充すればいいじゃないか!
そう思う方も多いでしょう。
でも基本的にドアクローザーへのオイル補充はできません。
仮にやれたとしても、油圧がかかればまたオイルが押し出されてオイル漏れが起きます。
なのでドアクローザーは基本的に修理が出来ません。
ドアクローザーのオイル漏れは「ドアクローザーの寿命」として割り切ってください。
ドアクローザーの修理って結局何をするの?
あえて修理と呼ぶとすれば、以下の二つです。
- 「速度調整弁」での調整
- ドアクローザー本体の交換
詳しくない方にとっては調整弁での調整も本体交換も「修理」と受け取れるでしょう。
ドアクローザーの修理費用はどれくらいかかる?
ドアクローザーの修理については前述したとおりです。
修理費用は以下で説明します。
開閉スピード調整弁での調整にかかる費用
調整弁での調整は自分で簡単にできます。
なので業者に頼む必要はありません。
という事でドアクローザーの修理費用としては0円です。
速度調整弁での調整方法は以下の記事で詳しく書いています。
ドアクローザーの本体交換にかかる費用
ドアクローザーの交換については、
- 業者に頼む場合
- 自分でDIYで行う場合
この2種類の方法があります。
それぞれについてどれくらいの費用が掛かるのか?
具体的な費用や方法は以下の記事で詳しく書いています。
⇒ ドアクローザー 交換【選び方・取り付け】とにかく費用を安く抑える方法!
最後に
ドアクローザーが付いていても、機能していなければただのガラクタです。
ドアクローザーが機能していないために起きる事故もあります。
⇒ ドアに指を挟んで怪我をする子供!【危険】事故の件数が多すぎる!
バタンと閉まるドアを見つけたら、すぐにドアクローザーの故障を疑いましょう。
出来るだけ早く修理(調整・交換)すれば、安全で快適な毎日が過ごせますよ。
では。