誰とも比較せず、黙々と何かを作る。それが男の本来の姿!
男は大工になりたい生き物
男って、結局は大工さんになりたいんですよね。
木材で何か作りたいと本能的に思うんですよね。
DIYは男の本能!
DIYはDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略称です。
”自分自身でやる”という意味です。
これこそ男の本能です。
現代社会を生きる男の辛さ!
貨幣経済の世の中では合理的にお金を稼がなければなりません。
「稼げる業種」、「稼げる職種」、「稼げるスキル」といったものが必要になります。
お金を稼ぐためにスペシャリストになれ!と言われるわけです。
現代社会では、自分でやればやるほど貧乏になります。
節約は出来ても、稼ぐことがおろそかになるからです。
「自分で小屋を立てる時間があるなら、仕事に注力してお金を稼いで!」
「そのお金で大工さんに頼めばいいじゃない!」
そういわれてしまうのが現代の男たちなのです。
「餅は餅屋」といった具合です。
自分でやればやるだけ「器用貧乏」になってしまう世の中です。
「お父さん凄いね!」
「パパ凄い!」
昔なら家庭内で尊敬されるはずの男のDIY。
でも現実はそう甘くありません。
そりゃ、出世したりスキルを活かして稼いだり出来たら、それが一番ですよね。
でも、そういう競争社会でみんなが勝ち組になれるかというと・・・そんなことはありません。
「出世するのは一握り」という現実
確かに仕事に注力して稼ぐのが一番ですが、皆が出世するわけではありません。
仕事内容が向いていなかったり、人間関係が嫌になったり、病気になったりと人生にはいろんなことがあります。
思い描いた仕事上の成功や経済的な成功をつかむ人なんてほんの一握りです。
それでも人生は続いていく!
それでも人生は続きます。
一見して分からないですが、男は弱い生き物です。
人知れず傷つき、自信をなくします。
そんなときは、男はどこで心を癒せばいいのでしょうか?
高級クラブの美人ママの所?
そんなお金はありません。
行きつけのスナック?
タバコ代だって出ないご時世に、スナック行くのも大変です。
ではどうすれば・・・。
人生の可能性に先が見えてきた時。
自信を失った男が最後に行きつく先とは?
疲れた男はDIYで少年に戻り、もう一度立ちあがる!
自分の作りたいものを、自分で考え、自分で調べ、自分で組み立てる。
作ったものを観察し、リトライし、さらに完成度を上げる。
机上ではなく、実際に動き、組立、汗をかき、時にはケガもします。
身近な人の役にたつように作ったもの。
それを喜んでくれる人。
うれしくなって夢中でまた何かを作ろうとする。
そこには少年がいます。
中年は、もう一度少年に戻って・・・そして・・・。
少年からまた男になります。
男は、何かを作りあげる事で自分を評価します!
男は、自分の造りたいものを造ることで夢を取り戻します!
頭の中の狭い世界が壊れ、開放感が広がります!
汗をかいた身体がもっと動きたいと騒ぎ始めます!
そして、また立ち上がるのです!
男とDIYはひとつ!
男にとってDIYは必要なのです。
本来の男の姿はDIYの中にこそあります。
少しくらいの工具や材料、電動工具を買ったとしても、それは必要経費なのです。
会社や人間関係につまづいたらDIYです。
もう理屈ではありません。
男の本能です。
そう伝えれば奥さんもOKしてくれるのではないでしょうか?
手始めにコスパの高い電動工具セットを買いましょう。
ブラックアンドデッカー マルチツールがあればDIY全般が楽しめますよ。