マキタの充電式電動工具の中に「マルチツール」という工具があります。
メジャーな電動工具メーカーならば販売していると思います。
簡単に言えば「超震動するヘラ」を使って何かを切ったり削ったりする電動工具です。
コレがめちゃくちゃ便利です。
マキタ マルチツール 18V 【TM51DRG】とは?
TM51DRGは、電動工具メーカーの中でも圧倒的なシェアと品質を誇るマキタの電動工具です。
私はコレが欲しくて欲しくて・・・。
そしてついに買いました。
使ってみると超感動!
今までできなかった木材のくりぬきや穴あけなどが簡単にできました。
木材に刃を入れる時は、まるで「豆腐に包丁を入れる」みたいな感じで簡単に入っていきます。
ほぞ穴をあけるような作業では大活躍すると思います。
マルチツールってどんな電動工具?
マルチツールってどんな電動工具化知らない方も多いですよね。
ちょっとマニアックな電動工具ですからね。
マルチツールとは強烈な震動を利用した切削電動工具です。
工具の先端には「専用の金属のヘラ」のようなものを取り付けます。
スイッチを入れるとそのヘラが「ビーン!」と震動します。
その震動はマッサージ機やスマホのバイブ機能のような震動ではありません。
もっと高速で超音波歯ブラシのような甲高い音での超震動です。
金属刃(ヘラ)の部分を木材に当てて押し込むと、まるで豆腐を包丁を入れるかのように刃が入っていきます。
木材へのほぞ穴あけや板のくりぬき・切断、金属の切断や研磨などにも使える優れものです。
替刃を交換すればいろんな場面で使えます。
サンドペーパーを取り付けて研磨作業をすることもできます。
一家に一台あるといろんな場面で活躍します。
マキタ 18V充電式マルチツール TM51DRG 6.0Ah電池タイプ
マキタのマルチツール「TM51DRG」はどんな時に活躍する?
特に私が感じたマルチツールのメリットを書きます。
フローリングの張り替え作業
古い古民家は床がだんだんと沈んだり、たわんだりします。
DIYで修理する事は可能ですが、修理する場合は古いフローリングやその下の捨て板をはがすことになります。
実際に私がこれらの作業をやったときに「マルチツール買っておいてよかったー!」と思ったことがあります。
それは古い釘の切断作業です。
フローリングは板を抑えるために小さな釘を使ってあります。
フローリングが痛んでくると、解体時に古い釘だけが捨て板や根太に刺さったまま残る場合が多いです。
フローリングがきれいに撤去できても、新たなフローリング材を張るためには古い釘をすべて抜いてしまう必要があります。
でも古い釘は錆びている場合も多く、くぎ抜きで抜こうとすると頭の部分だけが壊れてくぎ抜きでは抜けなくなる事も多いです。
しょうがないので今度は金づちで叩き込んでしまうわけですが、途中でオレまがって盛り上がったままになる場合も多いです。
その上に板を張るとどうしても板が浮いてしまいます。
そうなるともうまっすぐきれいなフローリングには仕上がりません。
そんな時にこのマルチツールが活躍します。
マルチツールは「鉄の釘を簡単に切断」できます。
しかも「面イチ」できれいに処理できるんです。
ツライチとは周りの平らな面と全く同じく凸凹が無いという事です。
マルチツールは釘や木ねじをツライチで切断できるので、とても重宝します。
古い釘の処理が何か所も必要になる時は、マキタのマルチツールがあるのと無いのでは作業効率が雲泥の差になります。
時間もかからず、身体もラクですよ。
床下の根太の交換修理
フローリングや畳の沈み込みなどは、その下の根太が腐っている事が原因の場合も多いです。
根太がダメになっている場合は、古い根太を撤去して新たに木材加工し交換修理する事になります。
この時、大引きなどの木材にはめ込むために木材を加工する必要があります。
そんな時もマルチツールが活躍します。
また、古い根太を固定している太い釘が残った場合にはバールなどで抜きとる必要があります。
しかし錆びた太い釘は大型のバールでも抜けない場合もあります。
抜ける前に木材が折れるんじゃないかというくらい錆びて食い込んだ釘は抜けません。
そんな時もマルチツールがあれば、太い釘をツライチで切断する事が出来ます。
マルチツールは、大工仕事(特に修理)の予期せぬトラブル発生時に大活躍します。
まさにこれらの状況は私が経験したものですが、マルチツールのおかげで無事に作業を終えることが出来ました。
まとめ
「マキタ 18V マルチツール」は一度買えばずっと使えるトラブル解決電動工具です。
いろんな場面で使えますよ。
マキタ 18V充電式マルチツール TM51DRG 6.0Ah電池タイプ