ドアクローザーを交換したいと思っている方いませんか?
ドアクローザーを新品に交換すれば、古いドアでも高級ホテルのようなドアに変身します。
「でも玄関ドアの交換を業者に頼むと高そうだなぁ」
そう思う方も多いはず。
実際、ドアクローザーの取り付けや交換は業者に頼むと費用が高いです。
「ドアクローザーの交換って自分でDIYできないのかな?」
「簡単に取り付けが出来る種類のドアクローザーってあるの?」
「自分の家の玄関に合うドアクローザーの選び方がわからない!」
今回はこんな方の為に記事を書いています。
ドアクローザーとは?
ドアの上部にドアとドア枠をつなぐ形で設置されています。
玄関ドアに付いている【自動でドアを閉めてくれる部品】
出典:リョービHP
ドアクローザーとは開き戸のドアを静かにゆっくり閉めてくれる部品です。
別名「ドアダンパー」とも呼ばれます。
開いた玄関ドアを、自動で静かにカチャっと閉めてくれます。
ドアクローザーは最初からついている場合が多いです。
そうやって静かに閉まるのが当たり前だと、ドアクローザーの存在に気づかない方も多いと思います。
ほとんどの場合は玄関の内側の玄関ドア上部に取り付けてあります。
ドアクローザーが正常にしっかり機能しているドアはゆっくりと上品に閉まります。
ドアクローザーが故障するとどうなる?
家族が出かける時や帰ってきた時に、玄関ドアが「バタンッ!」と凄い音を立てていませんか?
親子喧嘩している時なんか「イラっ!」として火に油を注ぎますよね!
出典:リョービHP
あの「バタンッ!」の原因はドアクローザーの不調です。
調整弁のネジを調節する事で治る場合もあります。
ですが多くの場合は油漏れなどの故障です。
残念ながら油漏れなどで壊れてしまったドアクローザーは調整しても治りません。
設置から何年も経過したドアクローザーの場合はドアクローザーを交換しましょう。
ドアクローザーには寿命がある。
ドアクローザーも寿命があります。
経年劣化で油圧のオイルが漏れたり、錆びたりするからです。
寿命が近づくと、開閉スピードの調整も難しくなります。
ドアクローザーの修理は一般的にはドアクローザー本体の交換になります。
おそらく商品自体が「修理」ではなく「交換」を前提に作られていると思います。
交換の場合は業者に頼むか自分で交換するかのどちらかです。
最近は取替用ドアクローザーが安く売られているので、DIYで行えばかなりの節約になりますよ。
ドアクローザーの種類
ドアクローザーの種類には以下のような区分があります。
- 取り付け場所 :「パラレル型」、「スタンダード型」
- 耐荷重と性能 :「軽量ドア用」、「中量ドア用」、「重量ドア用」
- ドアを開く方向:「右開き用」、「左開き用」
- ストップ機能 :「あり」、「なし」
1)ドアクローザーには「パラレル型」と「スタンダード型」がある。
パラレル型
ドアの内側に設置するタイプのドアクローザーです。
スタンダード型
ドアの外側に設置するタイプのドアクローザーです。
ココに注意
パラレル型か?スタンダード型か?
これは重要な違いです。
これを間違えると「ドアクローザーが取り付け出来ない」という可能性が高いです。
必ずどちらの型なのかをチェックしてください。
2)ドアクローザーは性能によって種類が分かれる。耐荷重や開閉能力。
ドアクローザーはその性能にも違いがあります。
設置するドアの重量・幅・材質が違うように、ドアクローザーも能力別に用意されています。
ざっくり言えば以下のような区分けです。
ドアクローザーの種類 | ドア幅 | ドア重量 |
軽量ドア用(幅が狭いドア) | 800mm以下 | 30Kg以下 |
軽量ドア用 | 900mm以下 | 30Kg以下 |
中量ドア用 | 900mm以下 | 45Kg以下 |
重量ドア用 | 950mm以下 | 65Kg以下 |
耐荷重で言えば、大きく3種類くらいに分かれます。
ドア幅が広い方が、よりドアクローザーのパワーが必要になります。
なので同じ重量のドアでも幅広のドアだとより高性能なドアクローザーが必要になります。
ココに注意
ドアとドアクローザーの性能のバランスが悪い場合、以下のような症状が出ます。
- ドアクローザーの力が弱すぎる:ドアが閉まらない。
- ドアクローザーの力が強すぎる:ドアが不必要に重くなる。
せっかく設置したドアクローザーなのに役目をはたせないという可能性もあります。
ドアクローザーはドアに見合った性能のものを選ぶ必要があります。
3)ドアの開き方により種類がある?(右開き・左開き)
ドアクローザーを設置するドアが右開きか?左開きか?
この点についてはどう考えれば良いのでしょうか?
実は、最近のドアクローザーは基本的に「左右兼用」が売られています。
結論から言うとこうです。
ドアが右開きでも左開きかは、気にする必要はない!
「左右兼用タイプのドアクローザー」は、右開きのドアにも左開きのドアにも対応できます。
4)ドアクローザーの「ストップ機能」の有無
ドアクローザーには「ストップ機能」というものがあります。
ドアを90度程度開くと、その位置で止まったままになる機能です。
ドアを大きく開けて「荷物の出し入れ」などをしたい時には便利な機能です。
但しこの機能が「いらない!邪魔だ!」という方もいます。
なので製品を選ぶときにはこの「ストップ機能」が「ある」か「ない」かをチェックした方が良いです。
種類は大きく3通りあります。
- ストップ機能あり。解除できない。
- ストップ機能あり。解除ができる。
- ストップ機能なし。
ストップ機能は「ありがたい」と思う方と「いちいちストップするのが面倒」という方に分かれます。
あらかじめ確認しておきましょう。
ドアクローザーの選び方 その1) パラレル型 or スタンダード型
ドアクローザーの種類は、前述のとおり大きく「パラレル型」と「スタンダード型」で分かれています。
具体的には以下の点を確認してどちらかを選ぶことになります。
- ドアの内側に設置するタイプか?
- ドアの外側に設置するタイプか?
玄関ドアのドアクローザー交換の場合は、ほぼ「パラレル型」で良い。
この写真はドアの内側にドアついていますよね。
そしてアーム部分がドアに沿って折りたたまれた状態になっています。
これはパラレル型のドアクローザーです。
ほとんどの玄関ドアは「パラレル型」だと思います。
私自身、玄関ドアの外側にドアクローザーが付いている家をあまり見たことがありません。
実際にアマゾンの売れ筋ドアクローザーを見てもわかります。
パラレル型 :玄関用パラレル型ドアクローザー
スタンダード型:玄関用スタンダード型ドラクローザー
上記のレビュー件数を見てみて下さい。
パラレル型の方が圧倒的に多いですよね。
このことからも通常の玄関ドアはパラレル型である事がよくわかると思います。
ドアクローザーの選び方 その2) 耐荷重と開閉能力の違い
ドアクローザーは性能により以下のように分かれます。
軽量ドア用ドアクローザー
一般住宅内のトイレドアや個室ドア・リビングドアなどの軽い室内ドア(木製)に対応したドアクローザーです。
普通ドア用ドアクローザー
戸建ての玄関ドアやマンションの玄関ドア、勝手口のドアなどの通常の重さのドア用のドアクローザーです。
ドアの材質は主にアルミ製ドアや木製ドアなどです。
重量ドア用ドアクローザー
オフィスビルのドアや幅広のマンションドアなどの重量の重いドア用のドアクローザーです
ドアの材質は主にスチール製ドア(鉄製)のものです。
必要な情報は「ドアの重さ」と「ドアの幅」!
ドアクローザーを選ぶときは、本来は以下の点が需要です。
ドアの重さ
と
ドアの幅
同じドアでも、「自宅トイレの軽いドア」と、「オフィスビルのスチールドア」では全く別物です。
重さも大きさも違います。
なので本来ドアクローザーを選ぶときはドアの重量や幅などに合わせて性能を選びます。
重さが分からない場合は、ドアの「設置場所」と「材質」と「幅」で判断しよう!
でも「このドアの重さは何Kgですか?」と聞かれてもわからないと思います。
なので自分で見分ける時は
ドアの材質
と
ドアの幅
と
ドアの設置場所
この点をチェックすれば、おおよその重量は分かるはずです。
上記の情報がわかったら、あとは以下の表をみて重さを判断してください。
ドアの重さと大きさ | 場所 | 材質 | ドア幅 | 重量 |
超軽い 小さい |
トイレドア | 木製 | 80cm以下 | 30Kg以下 |
軽い 普通の大きさ |
室内ドア | アルミ製 木製 |
90cm以下 | 30Kg以下 |
普通 普通の大きさ |
勝手口ドア 一般的な玄関ドア マンション玄関ドア |
アルミ製 木製 |
90cm以下 | 45Kg以下 |
重い 幅広で大きい |
ビルのオフィスドア マンション玄関ドア(幅広) |
スチール製 | 95cm以下 | 65Kg以下 |
マンションの玄関ドアの交換は要注意!
ココに注意
マンションの玄関ドアについているドアクローザー。
じつはコレ「専有部」か「共用部」の議論があるらしいです。
勝手に交換する前に、まずは管理組合などに相談された方が良いと思います。
ドアクローザーの選び方 その3) ドアが開く方向(右開き・左開き)
前述のとおり、現在販売されているドアクローザーにはドアを開く方向の違いによる区別は必要ありません。
「左右兼用タイプ」と買えばどちらにも対応できるからです。
但し、ドアクローザーを選ぶときは下記の表示をチェックしましょう。
「右開き・左開き兼用タイプ」
「左右兼用タイプ」
上記のような表示があれば大丈夫です。
余談ですが
ドアの開き方については、わざわざ触れなくても良かったかもしれません。
でも、もしかしたら
「ドアの開き方でドアクローザーに違いがあるのかな?」
と悩んでいる人もいるかもしれないと思い書きました。
私もそうでしたから。
ドアクローザーを選ぶ際の安心材料になればうれしいです。
ドアクローザーの選び方 その4) 「ストップ機能」の有無
ドアクローザーについてくる「ストップ機能」は便利機能の一つです。
ストップ機能がなくてもドアクローザー自体が正常に動けば問題ありません。
「ストップ機能あり」がおすすめなパターン
「ストップ機能あり」を選んだ方が良いのは以下のような場合です。
⇒ 荷物の搬入などが多いドア。公共のドア。
職場のドアなどが当てはまると思います。
両手に荷物をもって部屋を出入りする場合は、ドアが開いたままストップしてくれると助かります。
- いちいちドアノブを握ってドアを開けるのが面倒!
- ドアの下にストッパーを置くのも面倒!
- プライバシーよりも通気性を確保したい!
荷物の搬入などの作業効率を求めるならストップ機能はとても便利です。
そういうニーズがあるドアであれば、最初から「ストップ機能あり」のドアクローザーを選びましょう。
「ストップ機能なし」がおすすめなパターン
「ストップ機能なし」を選んだ方が良いのは以下のような場合です。
⇒ 主に人が使うドア。プライベート空間のドア。
住宅内の室内ドアやトイレのドアなどが当てはまると思います。
人の出入りがメインであれば、ドアストッパーは無くても良いです。
- 自分以外の人にプライベートを覗かれたくない!
- ほかの人が開けっ放しにする度に閉めに行くのがストレス!
- トイレだから開けっ放しはありえない!
ドアクローザーを付けても、設定角度以上にドアを開けるとドアストッパー機能が効いてしまいます。
ストップ機能が効くと、ドアはずっと開きっぱなしになります。
人間が手で閉めない限り閉まりません。
それがストレスになる方も多いので、この辺はしっかり使い方を考えて購入してください。
ちなみに「ストップ機能」が付いていなくてもドアの固定はできます。
ドアの下に昔ながらの「ドアストッパー」を噛ませればOKです。
一番いいのは「ストップ機能あり」だけど解除もできるドアクローザー
ドアクローザーの中には
「ストップ機能あり」だけど「ストップ機能を解除できる」という優れものがあります。
一番いいのはこのどちらもできるタイプでしょう。
但し多機能になればなるほど価格も高くなります。
ドアクローザーは自分で交換&取り付けが出来ます!
ドアクローザーは自分でDIYで交換が出来ます。
こんな方はぜひチャレンジしてみて下さい。
- 費用を安く抑えたい。
- 業者の作業に立ち会うのが面倒。
- 業者が家に入るのがイヤ。
- 業者の態度が横柄でイヤ。
- 業者とトラブルになるのがイヤ!
- 自分でやってみたい!(好奇心旺盛なDIY初心者)
- 自分でできる気がする(本職の方。DIY愛好家。)
いろんな理由で「業者に頼むのがイヤだ」という方は多いです。
高所作業や切断作業ではないので、作業の危険度は低いです。
特に男性の方なら思い切ってやってみてはいかがでしょうか。
ドアクローザーをDIYで交換する手順
手順は以下の感じです。
1、「交換用ドアクローザー」を買う。
2、既存のドアクローザーを取り外す。
3、既にドア空いている穴を利用して、「交換用ドアクローザー」を自分で取り付ける。
「交換用ドアクローザー」とは?どんなメリットがあるの?
ドアクローザーを製造しているメーカーは複数あります。
そしてドアクローザーによってドアにあける取り付け穴の位置が違います。
交換用ドアクローザーは、主要なドアクローザーの取り付け穴の位置に柔軟に対応できるように作られています。
という事で、交換用ドアクローザーの特長はこれです。
古いドアクローザーを設置した時の「取り付け穴」を再利用できる!
逆に言えばこうです。
新たな穴をあける事なくドアクローザーを交換できる!
ここが交換用ドアクローザーの最大のメリットです。
交換用ドアクローザーを使わない場合
ドアに新たな穴をあける必要があります(可能性が高い)。
そしてスチール製ドアやアルミ製ドアに穴をあけるには電動ドリルやインパクトドライバーが必要になります。
以下のようなものです
但しドアクローザーの交換作業の難易度がグッとあがります。
なので交換するのであれば出来るだけ「交換用ドアクローザー」を選びましょう。
交換用ドアクローザーのはどこで買える?
最近は安くて高性能な交換用ドアクローザーがたくさん売られています。
ホームセンターにもあると思いますが、ネット通販なら種類も豊富です。
Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどです。
交換用ドアクローザー メーカーの選び方
ドアクローザーのメーカーは複数あります。
でも今回は、ズバリおすすめのメーカーを紹介します。
リョービです。
リョービは交換用ドアクローザーの代表的なメーカー
代表的なのはリョービというメーカーです。
「取り換え用ドアクローザー」という商品が販売されています。
リョービの「取り換え用ドアクローザー」は、取り換え用とアピールしているくらいなので交換が簡単にできます。
基本的に古いドアクローザーが固定されていた穴をそのまま利用して取り付けることが出来ます。
ドアに新たな穴をあける必要が無いので、ドリルなどを使わずにドライバーだけで交換が出来るのが最大の特徴です。
リョービはシェアNo.1の老舗企業。「がっちりマンデー」にも登場!
交換用ドアクローザーで一番有名なのがリョービのドアクローザーです。
過去にテレビ番組でも紹介されています。
2010年11月21日放送の「がっちりマンデー」です。
リョービは「ドアクローザーのシェアNo.1企業」として紹介されました。
電動工具や釣り具でよく名前を聞くリョービ。
まさかドアクローザーでもガッチリだったなんて・・・。
リョービ スチールドア 万能取替え用 ドアクローザー S-203P シルバー
交換用ドアクローザーの選び方
1)パラレル型かスタンダード型を選ぶ!
基本的にドアクローザーには2種類あります。
パラレル型とスタンダード型です。
今ついている古いドアクローザーを確認して、このどちらのタイプかをチェックしましょう。
それと同じタイプを選べば大丈夫です。
3)「交換用」や「取り換え用」と表記されたドアクローザーを選ぶ!
交換用ドアクローザーを選ぶときは、まず商品名に
「交換用」
「取り換え用」
などの表記があるものを選んでください。
交換用じゃないドアクローザーを選ぶと、既存の穴に取り付けが出来ないので新たに穴あけが必要になります。
リョービの「取り替え用ドアクローザー」の特長
DIYで交換・取り付け可能!
ドアクローザーを取り付ける為には、ドアに穴をあける必要があります。
さらにビスで固定したりと大変な準備作業が必要です。
そんな方にオススメなのが取替え用のドアクローザーです。
新規に取り付けるのではなく、既にあるドアクローザーの交換には最適です。
交換前のドアクローザー用に既に開いている穴を利用して取り付ける事が出来ます。
改めてドアに穴をあける必要がないのでとても簡単です。
ドアクローザーは本体価格が安い!
リョービの「取り換え用ドアクローザー」はアマゾン等の通販で格安で買う事が出来ます。
価格は5,000円~10,000円程度です。
しかも取り付けも自分で出来るのでさらに安くできます。
かなりの節約です!
業者に頼む場合と比較すると以下の通りです。
※ドアクローザーの部品代含む。
【ドアクローザーの交換費用】
業者 :30,000円~50,000円
DIY: 5,000円~10,000円
費用が少なくとも1/3になります。
しかも一台交換できれば他のドアも同じ要領でまとめて交換できます。
数台のドアクローザーを自分で交換すれば、10万円以上の節約になるでしょう。
スキルも身について、楽しくて、節約にもなる!
DIY好きなら見逃せませんよね。
リョービ ドアクローザー パラレル型 【交換方法】
取替用を選ぶのであれば、以下の動画が参考になります。
「リョービ」というメーカーの「取替用ドアクローザー」の紹介動画です。
パラレル型の特徴
【特徴】
パラレル型の交換・取り付け方法
【取付方法】
パラレル型のストップ機能の設定方法
【ストップ機能の設定】
リョービ ドアクローザー スタンダード型 【交換方法】
スタンダード型の特徴
【特徴】
スタンダード型の交換・取り付け方法
【取付方法】
スタンダード型のストップ機能の設定方法
【ストップ機能の設定】
ドアクローザー 人気ランキング
では具体的な商品ランキングを見てみましょう。
売れ筋ランキング1位~3位は全てリョービの商品でした。
※amazonの建築金具のカテゴリーを参考。
1位 リョービ 取り替え用ドアクローザー S-202P
S-202Pは2型です。
中量級のドアで使用できます。
お勝手口のアルミ製ドア用、玄関の木製ドア用として使えます。
商品名に取替用とある通り、古いドアクローザーとの交換用として最適です。
※新規設置用としてもOK!
色はブロンズとシルバーの2種類があります。
アマゾンの口コミは170件、4.5点/5点満点。
評価も高い人気商品です。
タイプ | パラレル型 |
勝手 | 左右兼用 |
耐久性 | 30万回 |
ストップ角度 | 70~180度まで |
適合扉 | 木製、アルミ製 |
適合扉幅 | 900mm以下 |
ドア重量 | 45Kg以下 |
簡単に交換できる!
取替用であるこの商品には、以下の2つの特殊機能があります。
フリーアジャストブラケット
スライド取り付け板
簡単に説明すると「既に空いているネジ穴に合わせて、柔軟に取り付けられますよ」という機能です。
「穴あけ作業の必要なし!」
「ドリル必要なし!」
これが人気の理由です。
業者に頼まずにDIYで交換したい方におすすめです。
対応しているメーカー
取替に対応しているメーカー名は以下の通りです。
「RYOBI」
「NHN」
「MIWA」
「NEWSTAR」
古いドアクローザーがこの4社のものであれば、交換時に同じネジ穴を再利用して設置できます。
ドアストップ機能が便利!
3つの調整ネジでドアの開閉スピードを調整できます。
またドアストッパー機能も付いています。
ドアを全開まであけると、勝手にドアが開いたまま止まります。
これはかなり便利。
さらにはストップする角度を自由に設定できます。
もちろんドアストップなしも可能です。
2位 リョービ スチールドア万能取り換え用 ドアクローザー S-203P
S-203Pは3型です。
重量級のドアで使用できます。
設置対象はスチールドアです。
マンションの玄関やオフィスのドアなどがそうですね。
前述の「S-202P」の姉妹品となります。
こちらも取替用なので、既存のドアクローザーからの交換が簡単です。
タイプ | パラレル型 |
勝手 | 左右兼用 |
耐久性 | 30万回 |
ストップ角度 | 70~180度まで |
適合扉 | スチール製 |
適合扉幅 | 900mm以下 |
ドア重量 | 65Kg以下 |
耐荷重が違います。
使用するドアの重さによって選んでください。
◆S-202P ⇒ 最大45Kgまで対応
◆S-203P ⇒ 最大65Kgまで対応
耐荷重に20kgの違いがありますね。
S-203Pの方がより重たいドアで使用できます。
こんな感じで選べばOKです。
◆S-202P ⇒ 戸建て住宅の玄関や勝手口のドア(アルミ製・木製)
◆S-203P ⇒ マンションの玄関ドア(スチール製)
3位 リョービ ドアマン S-101P(室内用)
S-101Pは1型です。
軽量ドアで使用するタイプです。
室内の木製ドア用として使えます。
S-101Pはメチャクチャ安いです。
口コミでは「家中の全てのドアにドアマンを取り付けた」なんて方もいます。
1台数千円ですし男性ならDIYで簡単にできますからね。
ドアクローザー 交換【 業者に頼んだ場合の費用例 】
業者に頼めばラクだけど、工事費用は高い!
ドアクローザーの交換や取り付けは、業者に依頼することが出来ます。
但し費用は高いです。
費用の内訳
「部品代」+「交通費」+「工賃」
このなかでも特に”工賃”が高いです。
部品代や交通費は実費ですから、業者さんにとっては収入ではないですよね。
だから「工賃」の部分で儲けを出さないと商売になりません。
専門の方が1時間~2時間かけて作業するわけです。
しかも専用の工具を自分で準備してきます。
専門知識と経験も持っているプロです。
そんな方に仕事の対価を払うわけですから、実費以外に1万円以上はかかりますよね。
標準工事費で3万円~5万円
ドアにも種類があります。
「玄関ドア」や「勝手口ドア」、「屋内ドア」など種類や重さによって交換費用は変わります。
標準的な場合ではこんな感じのようです。
【内訳】
◆作業代金:15,000円(税別)
◆部品代 :5,000円~20,000円(税別)
【総額】
◆20,000円~35,000円(税別)
支払いは税込みですからさらに数千円プラスになります。
標準工事費で収まらない場合もあるかもしれません。
念の為、4万円~5万円程度のお金を準備しておいた方が良いでしょう。
交換費用の具体例
ネット上の業者さんが提示しているドアクローザーの交換・取り付け料金をザックリ集めてみました。
1) 一般的な玄関ドア
総額:15,000円(税別)+ 部品代
単純に作業料金が提示してありました。
部品代は別途プラスされるとの事です。
玄関ドアなので大きなアルミ製のドアだと思います。
2) オフィスのスチールドア
総額:20,000円(税別)(部品代込み)
※部品はリョービ S-202P
オフィス裏口ドアのクローザー交換です。
スチール製のしっかりした重めのドアのようです。
主に戸建て住宅の木製ドアやアルミドアに使われます。重量45kg以下のドアに設置できます。
3) マンションの共用部のスチールドア(風の影響考慮)
総額:32,000円(税別)(部品代込み)
部品:日本ドアーチェック P-7014K
マンションの裏口ドアのクローザー交換です。
スチール製のしっかりした重たいドアです。
風の影響を受けやすいため、より強力な製品を選んだとの事です。
主に戸建て住宅の木製ドアやアルミドアに使われます。重量85kg以下のドアに設置できます。
これらはインターネット上に載せてある業者さん情報です。
ドアクローザー取り付け・交換費用に関する口コミ
業者が提示する料金だけではリアルさに欠けるので、実際に依頼した(しようとした)方の口コミなどを集めてみました。
アルミドアへの取り付け。
業者に頼めば本体価格15000円、取り付け工賃15000円と言われた。
実家玄関の古いドア。
鍵屋さんに問い合わせると工賃込みで2万円からとのことだった。
メーカーに交換依頼すると2万円以上取られます。
業者に取り付けてもらったら、ねじ穴が合わずドリルで穴開けされました。
無残な仕上がりで28,000円も取られました。
やはり2万円~3万円くらいが相場のようです。
ドアクローザー交換作業時の注意
ドアクローザーを取り外した状態では、ドアがバタンと閉まります。
風が強い日などは開閉するドアに激突しないように注意してください。
一番危険なのはドアの根元(蝶番付近)に指を挟む事故です。
基本的な事ですが、十分にご注意ください。
自分が大丈夫でも子供が指を挟む場合もあります。
ドアストッパーなどを使って不意のドア開閉にも備えて下さい。
子供を遠ざけてから作業しましょう。
最後に
ドアクローザーはDIYで交換可能です。
特にリョービの取替用なら、作業も少なく簡単です。
たった数千円で騒音も減り気分も良くなります。
QOL(生活の質)が向上し、きっと人生に良い影響が出ますよ。
そのドア、調子が悪いのだったら思い切ってドアクローザーを交換してみてはいかがですか!
きっと「やってよかった~」と思いますよ。
私はドアクローザーの調整法を覚えてからは、よその家の玄関ドアの閉まり具合が気になって仕方がありません。
もちろん勝手に調整したりはしませんが・・・。
自宅や職場のドアクローザーの閉まり具合を改めて一度確認して見てみてください。
閉まるスピードが速すぎたり、最後にバタンッ!と乱暴に閉まるようなら、調整ネジで調整です!
きっとみんなに感謝されます。
やったらわかると思います。
優しく閉まるドアは人間関係を良好にします。
では。