アパートやマンションなど持ち家じゃない住宅でのテレビの壁掛けは危険です。
退去時に大家さんとトラブルになったり、多額の費用を請求されたりする可能性があるからです。
アパートやマンションでテレビの壁掛けをする方法!
いきなり結論ですが、アパートやマンションでもテレビを壁掛けにする方法があります。
それは「壁を傷つけない壁掛け金具」と使う方法です。
しかもDIYで出来るんです!
詳しくはこちらの記事で書いています。
アパートの壁に穴を開けて強制退去になった人の話。
私が賃貸アパートに住んでいた時の話です。
アパートは軽量鉄骨造りで、隣や下階の生活音がよく聞こえる物件でした。
私も嫁さんも騒音には気を遣いながら暮らしていました。
そんなある日、私の部屋の下に新たに住人が引っ越してきました。
そしてなんと引っ越し初日からバンバンと壁に釘を打ち始めました。
座っている畳越しに、すぐ下でドンドンバンバンとやるので騒音と振動が凄かったです。
それから2~3日は夜も23時になろうかとする時間までバンバンやってました。
平穏な生活に突如降りかかった災難に、私たち夫婦はかなり気がめいっていました。
しかし入居から1週間くらい立ったある日の事です。
なんと家に帰ると一階の部屋が空き室になっているではないですか。
そう、その家族は引っ越しして出て行ったのでした。
後で分かったのですが、釘を使って壁に棚を設置していたらしいです。
契約違反だとして退去してもらったと大家さんから聞きました。
その家族は敷金や礼金・引っ越し費用など、きっとかなり無駄な出費をしたはず。
改めて考えると騒音で悩まされたとはいえ気の毒な気もしました。
マンションの退去時に多額の原状回復費用を請求された私の経験
私は賃貸アパート、賃貸マンション、どちらも住んだことがあります。
そして退去時に原状回復費用として多額のお金を請求されたこともあります。
これは主に独身の時です。
こんな傷や汚れでもめる羽目に!
・壁に傷がついた。
・備え付けのクローゼットに穴が開いてしまった。
・クロス(壁紙)がたばこのヤニで黄ばんでしまった。
中には不注意の物もありましたし、しょうがないと思うものもあります。
でも長年住んでいたら何かしらの傷や穴は開く事ありますよね。
でも大家さんは容赦なく請求してきました。
退去時の費用は高額だった!
クロスの張替で8万円の請求。
壁やクローゼットその他の修繕・交換で計20万円の請求。
最初に預けた敷金は、原状回復のための修繕費として差し引かれてしまいました。
そして、次の引っ越し先の敷金に充てるはずだったお金は無くなってしまいました。
若気の至り・・・。
自業自得な部分もあるのでしょうがない・・・。
でも本当に手痛い出費でした。
大家さんに預けた敷金はどんどん減っていく!
賃貸住宅の退去時には、大したことない傷でも立ち合い時に指摘されます。
そして後ほど大家さんから「○○の交換」、「クロスの張替」、「畳の入れ替え」などで敷金からお金を差し引かれます。
大家さんはお金を返したくないわけですね。
そして経年劣化の分までこちらの負担で交換させます。
壁に小さな釘穴が開いていたら、それを理由にクロスを張り替えるわけです。
ちょっとひどいですよね。
でもそれが現実です。
引っ越しでバタバタしている時に、大家さんと揉めるのは精神的につらいです。
だからつい「もういいや」と言われる通りに払ってしまいます。
人によっては裁判やるぞくらいまで主張して払わない人もいるらしいですね。
でも現実問題としてそんな所に労力をかける余裕はないですよね。
まとめ
アパートでもテレビを壁掛けにしたい!
気持ちはわかりますが、何も考えずに行うと絶対に退去時にトラブルになります。
そんな方はぜひ専用の壁掛け金具を使ってください。
詳しくは以下の記事で。