「プロ向けの電動工具メーカー」はおすすめはどこ?
おすすめのプロ向け電動工具メーカーは以下の3社です。
- マキタ
- ハイコーキ(旧 日立工機)
- パナソニック
いずれも日本国内の企業です。
- プロ向け電動工具
- DIY向け電動工具
どちらを買うにしても、予算に余裕があるならこの3社の電動工具を買うのがベストでしょう。
電動工具業界では誰もが知っているトップ企業!
この3社が電動工具業界ではだれもが認める超一流の3大メーカーです。
そして何十年も愛されてきました。
プロの職人さんの多くは、この3社の電動工具を選んでいます。
それだけでも十分理由にはなると思います。
長年の実績がその信用の高さを裏付けています。
性能と品質は世界トップレベル
性能面・機能面・使いやすさ、どれをとっても他メーカーより優秀です。
信頼性、耐久性、ラインナップの豊富さなど、何をとっても秀でています。
3社ともに最新技術の投入などで競争をしており、常にバージョンアップを続けています。
一社が新しい技術を取り入れると、他の2社でも同じようなラインナップが投入されます。
インパクトドライバーなどの人気電動工具は、大体2年~3年ごとに新モデルが販売されます。
そのたびに電動工具本体「軽量化」「コンパクト化」「パワーアップ」などの進化が進み、新機能が搭載されます。
さらにはバッテリーの革新も進んでおり、「容量アップ」や「充電スピードアップ」、「高電圧バッテリー投入」なども行われています。
使いやすさも抜群なので、DIYで使う場合でもこれらのプロ用高級機を使う方が増えています。
DIY程度であれば10年は使えるであろう耐久性があるので、長い目で見ればコスパ的にも優れています。
アフターフォローが充実している。
上記の3大メーカーはプロ用電動工具の修理なども行ってくれます。
電動工具も仕事で使うとなると、迅速な修理、部品や付属品の調達などが必要です。
ですから身近な場所にサービスセンターや出張所がないといざと言う時に困ります。
普段あまり気づかないと思いますが、みなさんの街を歩くと、至る所に「makita」と「日立工機」と「Panasonic」などの看板があると思います。
当該メーカーの電動工具を取り扱っていますという看板です。
職人さんはこういった代理店としっかりと関係を築いています。
だから急ぎの購入・修理・メンテナンスが可能なんですね。
それだけこの3大メーカーは身近な職人さんの仕事に根差しているわけです。
修理などの応対には全国の営業所や営業マンの方が対応してくれます。
プロ用電動工具メーカーは、アフターメンテナンス体制がしっかりしているのでプロにとってはとても頼りになるのです。
ちなみにDIY向け電動工具は基本的に修理ができません。
買い替えになります。
DIY向け機種も販売している!
プロ向け電動工具を製造販売している3社ですが、DIY向けの電動工具も販売しています。
プロ用の半額程度で買えるDIY向けモデルであっても、その耐久性や品質は折り紙付きです。
DIYモデルはプロ用程の機能は無いし、DIY用バッテリーと互換性のある機種は少ないです。
でも他の2流メーカーや電動工具メーカーじゃないような企業が販売している電動工具を買うよりも絶対上記3社の方が満足度は高いと思います。
「プロ向けの電動工具メーカー」おすすめ度ランキング!
上記の3社をランキング形式にしてみました。
1位 マキタ(makita)
プロ向け電動工具を製造販売している3大メーカーの中でも一番おすすめなのが「マキタ」です。
マキタは電動工具業界では超有名な知名度ナンバーワンの企業です。
イメージとしては自動車業界でのトヨタと似ていると思います。
職人さん等が使う本格的な電動工具の日本国内シェアは日本一です。
さらには世界でも上位3位に入る位の売り上げシェアがあります。
(近年は競争が剥がしくなっていますので変動はあります。)。
世界ではブラック・アンド・デッカーやボッシュという企業とシェア世界一の座を競っています。
おそらく職人向けの電動工具に限るとすれば、世界シェアはもっと高いはずです。
フラッグシップモデルの性能や品質ではブラックアンドデッカーやボッシュよりもさらに上だからです。
世界中の職人がマキタを使っています。
もしかしたら外国人の方がマキタの名前を良く知っているかもしれません。
以前はマキタのカタログに俳優の「草刈正雄さん」が「草刈り機で草刈り」をしている写真が載っていました。
「草刈り」繋がりのダジャレなんでしょうね。
でも「あんな大物俳優をいじっても大丈夫な企業なんだ・・・」なぁと改めて驚きました。
また、マキタはアフターメンテナンスでは他の2社よりも優れています。
全国にマキタの営業所や代理店が配置されています。
マキタの営業マンさんは、地域の金物屋さんやホームセンターなどの販売代理店を足繫く回っている印象です。
対応もとても丁寧で、プロ用電動工具の修理には電話で親身になって相談に乗ってくれます。
2位 ハイコーキ(HiKOKI)※旧 日立工機
日立工機は日立グループ(日立製作所等)に属する日本が誇る巨大企業グループの一社です。
日立と言えば「この~木なんの木」とか「世界・ふしぎ発見!」などでおなじみですよね。
大工さんなどの職人さんは、マキタかハイコーキを選ぶ場合が多いです。
数百種類の電動工具をほぼマキタと同じようなラインナップで揃えています。
その中で、
「丸ノコはハイコーキでしょ!」
とか
「このトリガー部分はハイコーキの方が使いやすい」
といった職人ならではのこだわりによってハイコーキが選ばれている場合も多いようです。
2018年にハイコーキになった!
数年前にはドイツの大手工具メーカー「メタボ社」を買収し、ヨーロッパでの販売を拡大していくようでした。
ですがその後アメリカの米投資会社「コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)」に買収されました。
そして2018年10月からブランド名を以下のように改名しました。
「日立工機」⇒「HiKOKI(ハイコーキ)」
個人的には日立工機でいて欲しかったですけどね。
とはいえこれからもマキタと切磋琢磨しながら良いものを作り続けて欲しいです。
3位 パナソニック(Panasonic)
パナソニックも知らない人はいないでしょう。
日本が誇る大手総合電機メーカーです。
松下電器・松下電工・ナショナルなどの名前で親しまれてきましたよね。
そのパナソニックの電動工具です。
パナソニックの電動工具は「町の電気屋さん」とか設備工事の方とかが使っているイメージが強いです。
電気器具などの仕入れの関係なのか、使う電動工具もパナソニックが多いようです。
繊細なネジ締めが出来る高性能なスティックドライバーなどを販売している点は、他の2社とは違う個性があって良いなと思います。
その品質はやはりプロ向けだけあって良いです。
まとめ
プロ用電動工具は、プロももちろんDIYで使っても良い物です。
数百種類の電動工具を同じバッテリーで使えるので、実はコスパが良かったりします。
特にマキタはその品質・性能、アフターメンテナンスとどれをとっても秀逸だと思います。
プロの方はもちろんご存じの内容だと思いますが、初心者の方の参考になれば幸いです。