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安全靴

安全靴のサイズの選び方!ピッタリと大きめはどっちが良い?サイズ感は?

安全靴とは?

安全靴の選ぶ時、「大きめサイズ」を選ぶ方は多いでしょう。

でも本当にそれでいいのでしょうか?

安全靴のサイズの選び方!サイズ感は?

今どきの安全靴のサイズは、スニーカーと同じサイズ感で選べる!

今どきの安全靴は、靴の内部も快適に作られていて、足がフィットする前提で作られています。

なので普段履くスニーカーなどのサイズ感とほぼ同じような感じです。

昔のように一回り・二回り大きいサイズを買うといった事はしなくても大丈夫です。

もう昔のようにガバガバの大きいサイズの安全靴を選ぶ必要はありません。

スニーカーや運動靴を選ぶように、足にフィットして一体化してくれるものを選びましょう。

そうすれば足は疲れにくく、安全性も高まります。

つま先はフィットしない方が良い!少し余裕を持たせて!

安全靴-つま先-痛い

フィットする安全靴といっても、つま先が先芯部分に当たるようなサイズのものは小さすぎます。

つま先には余裕を持たせてください。

「足の甲」と「土踏まず」と「かかと」の3点でしっかりフィットさせる!

どれだけつま先に余裕を持たせても、安全靴の中で足が滑っては意味がありません。

つま先が先芯にぶつかるからです。

それを防ぐためにも以下のように足と安全靴をフィットさせてください。

安全靴-フィット感

出来れば土踏まずをサポートしてくれる「立体成型のインソール」を使っている安全靴がおすすめです。

なぜ「サイズが大きい安全靴」を履く人が多いのか?

「安全靴は大きいものを選んだ方がいいよ」という人は確かにいます。

でもこれ本当でしょうか?

これは多くの場合は間違いだと思います。

もちろんこれは人によって感じ方が違うので一概には言えません。

でもやはり安全面や動きやすさなどから考えても大きめサイズよりはちょうどいいサイズの方がおすすめです。

では何で大きめの方が良いという方がいるのでしょうか?

理由を3つ考えてみました。

  • 昔の安全靴は履き心地が最悪だった。
  • 昔は安全靴はブカブカな状態で履くのが当たりだった。
  • 昔は運送業や鳶の人は履かなかった。

昔の安全靴は履き心地が最悪だった。

昔の安全靴は黒の革靴です。

とにかく「硬くて頑丈」でした。

靴の革がカチコチになっていて、靴擦れを起こしたりもしました。

またインソールは薄くて滑りました。

足が滑ると先芯に指が当たって痛かったりします。

先芯部分が指に当たると痛いので、そのせいで「できるだけ大きめのもの」を履きました。

足首に靴の入り口の縁が当たり痛かったです。

踵にはクッションもなく、ほんとに履き心地が悪かったです。

履いていると疲れるので、休憩時間は少しでも安全靴を脱いで足を休ませたかった。

そんな感じです。

そもそも「安全靴に履き心地は求めていなかった」わけです。

安全靴は脱ぎたい時にスポッっと脱げるくらいガバガバが良かったんです。

その方が履く時も簡単に履けますし。

また、昔の安全靴にはサイド部分の通気孔なんてありません。

もしもあの頃足にピッタリのサイズの安全靴を履いたら、相当蒸れたと思います。

その点でもガバガバの方が蒸れないので、やっぱり大きめを履きました。

「安全靴の靴紐を締めて、足にフィットさせる」

そんな発想はありませんでした。

ひも靴であってもスリップオンです。

こんな安全靴しかなかったから、過去の体験から大きめサイズを選ぶ人が多いのだと思います。

安全靴はブカブカな状態で履くのが当たりだった!

半分は私の経験を交えた話になります。

私は学生時代によく工場のアルバイトをしていました。

その当時、安全靴は工場から借りるものでした。

今考えたら人が使った後の安全靴なんて履きたくないですよね。

でも昔はそんな事気にしていなかったと思います。

ある程度サイズが合いそうな安全靴を選んで、借りて履いていたのです。

アルバイトが多い職場では、コロコロ入れ替わるので、わざわざ一人一足支給するなんてことはなかったのです。

だから基本的にサイズは大きめ。

小さいサイズでは共有しにくいからです。

少しくらいブカブカでも気にせずに履いていました。

昔の安全靴は革が堅くて、干乾びたような安全靴も多かった気がします。

なので履いていると靴擦れが起きたりしてとても痛かったです。

ちょっとブカブカの方が痛くないので大き目サイズを選ぶ事も多かったと思います。

さらに昔の安全靴は蒸れて臭かった。

だからブカブカを選んでしょっちゅう脱いだりしていました。

簡単に脱ぎ履きできて籠った熱気を逃がすことが出来るからです。

こんな感じでしたので「安全靴はブカブカが当たり前」という意識でした。

正確に言えば、自分の足のサイズより大きいサイズの安全靴を好んで履いていたという事だと思います。

昔そういう経験をしている人は、今でも大きめを買うんじゃないでしょうか?

運送業や鳶の人は安全靴を履かなかった。

昔は今ほど物流システムが発達していませんでした。

ネット通販なんてありませんでしたから。

電話のお茶の間ショッピングくらいです。

おそらく宅配便の業者さんに厳しい安全衛生の意識なんてなかったと思います。

履いていたのは安全靴ではなく「スニーカー」とかの「運動靴」ですよね。

だって昔のブカブカの安全靴を履いて配達なんてできませんから。

逆にフィットする安全靴(昔の)を履いたらどうだったでしょう。

多分、足は蒸れて水虫になり、まめができ、擦り剝けてケガだらけです。

先芯に引っかかって爪が剥がれたりもしたでしょう。

もう安全靴ではなくて「危険靴」ですよね。

だからはかなかった。

残念ながら、昔の運送業やとび職の人が現実的に履けるような安全靴自体が存在しなかったんです。

安全靴は大きめに作られている!?

安全靴と普通のスニーカーでは、同じサイズを選んだとしても安全靴の方が大きめに感じる方は多いと思います。

確かにメーカーによりサイズ感は違うと思います。

でもなぜそう感じる方が多いのか?

おそらくですが、つま先部分の空間が広いからだと思います。

安全靴は足のつま先の指周りに空間が出来るように作られているのです。

その理由は以下のような物です。

  • 衝撃時に空間がないと、先芯が直接指にぶつかりケガをする危険がある
  • 空間があることで、衝撃のエネルギーを逃がしたり吸収したりできる

安全靴は足指を守るための空間を確保する規定がある。(JIS規格・JSAA規格)

JIS規格・JSAA規格耐衝撃性能試験 - 写真のみ

日本のJIS T 8101などの安全靴規格では、つま先の空間(クリアランス)を明確に定めています。

安全靴には「先芯(スチール製や樹脂製)」が入っており、この先芯と指の間に一定の空間を確保する必要(指がつぶれない為)があります。

例えば、耐衝撃(つま先部分に重量物が落下した時を想定)の合格基準は、JIS規格(グレード4種類)とJSAA規格(グレード2種類)では以下のように定めています。

◆約20kgのとがった重量物をつま先に落下させたときの耐衝撃性能

規格 作業区分 落下高さ 22.5cm 24.5cm 25.5cm 26.0cm 27.0cm 28.0cm
JIS T 8101 超重作業 (U種) 102cm 12.5mm 13.0mm 14.0mm 14.5mm 15.0mm 15.0mm
JIS T 8101 重作業 (H種) 51cm
JIS T 8101 普通作業 (S種) 36cm
JIS T 8101 軽作業 (L種) 15cm
JSAA A種(普通作業用) 51cm
JSAA B種(軽作業用) 36cm

上記の表を見てわかるように、重作業用の安全靴ほど高い場所からの落下に耐えられます。

衝撃が加わった後でも、12mm~15mm程度の隙間を死守してくれるから指が潰されずにすむわけです。

耐圧性能についても基準が決められていて、それをクリアできる性能を有しています。

例えば手に持った鉄骨などを角からつま先に落とした場合とか、フォークリフトに足先を踏まれた場合にも足指を守ってくれるというわけです。

先芯のカップが多少潰れたとしても、指を守れる程度の空間を残す事が出来る性能があるという事を意味しています。

安全靴はつま先が潰れる事を想定して、あらかじめ指を守れるだけのスペースをとってあるのです。

だからあんなにつま先部分がでっかいのです。

コレが安全靴が大きめに作られているという理由だと言えます。

実際に大きいのです。

とはいえ、安全靴が大きい理由は「ゆったり感を出すため」ではなく、「規格の安全基準を満たすための性能を確保するため」なのです。

安全靴は足指が先芯に当たってケガしない様に空間が作ってある。

安全靴のつま先部分は先芯というカップが内蔵されています。

これは堅い素材(鉄や樹脂)で出来ていて、足になじんで伸び縮みする事はありません。

なので、足の指が先芯に当たっている状態で履き続けるとケガをします。

なので足先は基本的に先芯部分に当たらないように空間が確保されています。

外部からの衝撃から守ってくれても、安全靴の中で足指がケガをしたり、爪が剥がれて血だらけなんて事になったら意味ないですもんね。

安全靴は靴の中も安全になっているわけです。

安全靴では厚手の靴下を履く方も多い。

安全靴はスニーカーや運動靴のように足の状態に合わせて伸び縮みすることはほとんどありません。

最近はJSAA規格のプロスニーカーにはメッシュ素材などの柔らかい素材も使われていますが、基本的にはしっかりとした作りです。

特にJIS規格の安全靴だとがっちりと本革で堅牢に作られています。

一日中立ち仕事などで足が疲れて浮腫む場合は、ちょっときつく感じるかもしれません。

そんな時は厚手の靴下を履いておけばある程度は「当たり」を柔らかく吸収してくれると思います。

そう言う意味では靴下の厚み分ワンサイズ大き目のサイズを選ぶのも良いかもしれません。

但し余裕がありすぎると逆効果な場合もある

現代の安全靴は、昔の物よりかなり快適になっています。

なので基本的には足にフィットしているものを選びましょう。

上記の通り先芯部分は余裕が必要ですが、踵や土踏まずの部分はしっかりとフィットしている安全靴を選んだ方が良いです。

ブカブカだと前につんのめった時などに靴の中で足が滑って、逆につま先を怪我したりします。

運送業などでは作業中に安全靴が脱げてしまったり、靴ずれの原因になったりもするでしょう。

厚手の靴下を履く場合でも、靴下をはいた状態でしっかりフィットする安全靴を選びましょう。

足が滑る方は土踏まづのアーチに合わせて立体的に盛り上がっている中敷きを買うと良いでしょう。

アシックスの安全靴は最初から高性能な中敷きが使われています。

中敷きが立体的に作られており、安全靴の中で足が滑るのを防いでくれます。

足にフィットしているのにつま先には余裕があるという状態が作れる安全靴を選びましょう。

現在は「足にフィットする快適な安全靴」がたくさんあります。

現在は物流関係で働く方の数がどんどん増えました。

そして、「運送業者も履くことが出来る安全で快適な安全靴」へのニーズが高まりました。

その後は運送業向けの安全靴がどんどん開発されました。

しかも安全靴メーカーだけではなく、一流の運動靴メーカーが開発したのです。

物流業が盛んになってくると、フットワークを求められる運送業やとび職のかたにもマッチする高機能な安全靴がどんどん登場しました。

厳密にはJSAA規格のプロスニーカーというものです。

JSAA規格のプロスニーカーの中で一番人気なのはアシックスの安全靴でしょう。

昔は蒸れるのが嫌だからちょっと大きめを履いていた方もいるでしょう。

でも今はメッシュ素材の安全靴(プロスニーカー)があります。

CP106-サイド部の通気性

中の指が透けて見えていますよね?

それくらい通気性が良い安全靴があるんです。

FCP210-マコブルー×シルバー-FR-メッシュ部透けてる

なので蒸れる事を理由に「大きめサイズ」を選ぶ必要はありません。

足にフィットする安全靴を選びましょう。

そこでアシックスの安全靴についても調べてみました。

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