電動工具を買うならどっち?「AC電源式」と「充電式バッテリー式」
電動工具の電源には大きく2つあります。
- AC電源タイプ:コードを家庭用のコンセントに差し込んで使う。
- 充電式タイプ:バッテリーを電動工具本体に装着して使う(コードレス)。
AC電源は使い方が簡単!
AC電源は「ドライヤー」や「扇風機」のように、本体から出たコードが出ています。
使用するときは家庭のコンセントにプラグ差し込んで使います。
ドライヤーや扇風機などの普通の家電製品と同じ使い方なので、誰にでも簡単に使えます。
コンセントを差し込んでなければ動かないので、誤ってスイッチを入れてしまう事故が防げます。
またいざ使おうとしたときに「バッテリー切れ」なんてこともありません。
また、構造がシンプルなので本体が壊れにくいです。
さらに「バッテリーが充電できなくなった」とか「充電器が壊れた」なんて言うトラブルとも無縁です。
使い方がわかりやすいので、初心者におすすめです。
- 価格を抑えたいけど性能にはこだわるコスパ重視の方。
- シンプルなものが好きな方。
- 耐久性を重視する方。
- バッテリーの使い方がよくわからない方。
- 屋内でしか使わない方。
上記のような方にはAC電源式がおすすめだと思います。
デメリットとしては、使い勝手の悪さが挙げられます。
コンセントの差し込みがある場所でしか使えないので携帯性が悪いです。
また作業中にコードが邪魔になる場合があります。
工具の種類によっては「コードを切断してしまう」なんてことも起こるので注意です。
ちなみにAC電源式を使う時は、延長コードを使う場合が多いです。
以下のような雨に強いドラム式の延長コードを1台持っておくと重宝しますよ。
充電式のバッテリータイプ式は使い勝手が良い!
バッテリー式にはコードはありません。
充電済みのバッテリーを電源として使います。
装着は簡単にできます。
バッテリー式はコードレスです。
どこへでも持ち運べます。
そして作業中にコードが邪魔になりません。
コレが最大のメリットです。
逆に、充電バッテリー式のデメリットは以下のような事があります。
- 充電器でバッテリーに充電する手間がある。
- バッテリーや充電器の管理が必要になる。
- 「本体+バッテリー+充電器」を買うとコンセント式より価格が高い。
ちなみに現在は、AC電源式よりもバッテリー式の方が売れています。
また18Vバッテリーなどは、コンセント式と同じくらいのパワーがあります。
まとめ
「AC電源コード式」と「充電バッテリー式」。
一般的には以下の様に考えて下さい。
- 価格を抑えたい方:AC電源式
- 仕事で頻繁に使う方:充電バッテリー式
こんな感じだと思います。
2021年現在の主流はリチウムイオンバッテリーを使った充電式の電動工具です。
機種が豊富なのも充電式電動工具です。
あとは個人の好みで好きな方を選べば良いと思います。