インシュレーターを使ったら劇的に音質改善された！
スピーカーのインシュレーターの使用レポートです。
インシュレーターとはスピーカーの下に敷くオーディオアクセサリーの一種です。
ブックシェルフ型スピーカーにインシュレーターを導入したらその効果が凄かったのです。
興奮して感動して・・・ちょっとウルウルしました。
ブックシェルフ型とは以下のようなスピーカーです。
スピーカースタンドを使わずにブックシェルフスピーカーを床や棚に直置きしている方には特におすすめです。
TAOC(タオック) TITE-46GP
まずは、そのインシュレーターを紹介します。
これです。
taoc(タオック)のスピーカー用インシュレーター「TITE-46GP」です。
使った感想
大満足です。
まさかこんなに音質が変化するなんて思ってもいませんでした。
Ｂ＆Ｗのスピーカーに実際に使用した感想は以下の通り。
◆高音がクリアになる。
（キラキラ、チリチリ、チャキチャキ）
◆低音がパワフルになる。
（まるで映画館）
◆低音が上品になる。
（スーパーウーハのような下品な感じではない）
◆こもった感じの音がガラリと垢抜ける。
◆女性ボーカルはよりつややかに！
◆バイオリンやアコースティックギターの音がより生音に近い。
（脳みそのかゆいところに手が届く感じ）（鼻血が出そうな感じ）
私のＣＤＭ－１というＢ＆Ｗのスピーカーは購入時から高音のはじける感じが無く、なんとなく「こもった音」でした。
正直好きになれなかった。
でもこのインシュレーターを購入して設置してみたら・・・あまりの変化にびっくりしました。
期待以上の結果でした。
インシュレーター購入の経緯
Bowers ＆ Wilkinsのブックシェルフ型スピーカー「CDM-1」を購入
私は「Bowers ＆ Wilkins」というメーカーの「ＣＤＭ－１」というブックシェルフ型のスピーカーを持っています。
お店で視聴して一目惚れで購入した、2本セット１０万円位のスピーカーです。
もう古いので中古しか出回っていないようです。
現行のスピーカーだとこういったものと同じです。
家で聞くと何かが違う・・・。
最初は「良いスピーカー」だという思い込みから、音質をあまり気に留めませんでした。
ですが、いつも聞いているうちに「何かが足りない」と思うようになりました。
ボーカルやバイオリンなどの音は凄く味があって良いのですが、どうしても「垢抜けない」のです。
高音部のクリア感がないのです。
音がこもって輪郭がはっきりしない感じでした。
そしてオーディオショップでほかのスピーカーの良い音を聞くと、いつも残念な気持ちになっていました。
「頑張って高価なスピーカーを買ったのに、なんでこんなことになったのだろう」と。
気に入って購入したので愛着もあったのですが、正直な所、もう他のスピーカーに買い替えたいと思っていました。
原因はスピーカーを床に直置きにしていた事。
賃貸暮らしで引っ越しも多く部屋も狭い。
そんな私はスピーカースタンドを使っていませんでした。
スピーカースタンドの重要性などあまり理解できていなかったのでしょう。
よくよく考えてみたら、お店で試聴したときには、しっかりしたスピーカースタンドに載せられていました。
当初はブックシェルフ用のスピーカースタンドを購入予定だったんですが、部屋には場所がありません。
そしてスタンドは良い物程、デカくて重いです。
「どうせ買うなら良いやつが欲しい」
「重たい大きなスタンドを買ったら省スペースのブックシェルフ型スピーカーを選んだ意味がない」
「スタンドごと倒して床を傷つけたらどうしよう」
そんなこんなで悩んでいるだけで、購入に至りませんでした。
結局はスピーカーを床や棚に直置きで使っていたのです。
いっその事、スピーカー買い替えようか？！
でもこもった音にどうしても耐えられなくなった私は「スピーカー購入」もしくは「スタンド購入」を決心しました。
そして車で片道100キロを走りオーディオ専門店に向いました。
他にも何か所か行きましたが、最近は「オーディオ専門店」が本当に減りましたよね。
でも私は運よく素敵な専門店に巡り合う事が出来ました。
そこの先代らしき年配の店員さんが、スタンドを変えたりスピーカーを変えてりしていろいろと音を聞かせてくれました。
本当にオーディオを愛しているという事が全身から伝わってくるような素敵な方です。
「五円玉を敷いて、その中央にパチンコ玉を置いて、その上にスピーカーを置いたらそれも立派なインシュレーターですよ！」とか「色んなもので試して、どんな音になるかを試行錯誤するのが楽しいんですよ！」などと熱く語ってくれました。
私のスピーカーについても「良いスピーカーですよ～。その会社はね～・・・」など、色々と教えてくれました。
わが子を褒められたようでうれしかったのを覚えています。
スタンド欲しい！でもデカい！高い！
色々と視聴すると、気に入ったスタンドが出てきました。
鋳造で作られて、柱の部分に砂を入れるようなタイプです。
重厚で重たくて、いかにも頼りになりそうなスタンドでした。
しかし、その日は一旦保留。
家に帰りました。
家でもう一度状況を確認すると、やっぱりお気に入りのスタンドを置くスペースがない。
あと一部屋間取りが広かったら買えるけど。
後日改めてそのお店に行き、どうにかならないものかと思案していました。
そしたら、「インシュレーターを使えば音が良くなると思いますよ」と助言を受けました。
私は思いました。
「あれって床に音が響かないように敷くやつでしょ？」
店員さんを信頼して、インシュレーターを購入！
無知な私に、店員のおじさん（というかもうおじいさん）がいろいろと教えてくれました。
その頃には「このおじさんなら信頼できそう」という気持ちになっていたので、アドバイスを受けながら店頭にあったインシュレーターを購入しました。
taoc(タオック)の「TITE-46GP」です。
「3個入りセット」の箱入り商品を2箱（計6個）購入しました。
２セットで３万円近くしたと思います。
見た目は小さいですが凄い重量感です。
実際のインシュレーターの効果は？
ものすごく抽象的なレビューですが、私の中では一生思い出に残る出来事でした。
家に持ち買って、さっそく聴いてみた！
家に帰って、早速設置してみました。
1本のスピーカーの下に3個なので、バランスがきちんととれるように三角形を作る要領で配置し、スピーカーをセッティングしました。
そして・・・・スイッチ・・・・ＯＮ！
そこから聞こえた音は・・・まったくの別物でした。
シンバルのチッチチー音などの金属音がキラキラと輝いて聞こえたのです。
「ええっ？ マジ？ すげーーーー！」
そばにいる嫁さんに興奮して「ありえーーん！」と叫んだかどうかは覚えていません。
でも、しばらくは興奮が覚めませんでした。
ちょっと大袈裟に言うと、「神様ありがとう」という気持ちでした。
リラックスして大好きな音楽を聴く至福の時間。
これまではいつも「まぁ、こんなもんか」という微妙な感覚がありました。
でもこのインシュレーターを使い始めてからは、スピーカーから音が出るたびにニヤケています。
私にとっては「少し人生が変わった！」と思えるくらいの出来事でした。
これからもよろしく！
若い頃に思い切って大枚をはたいて買ったスピーカーです。
自動車教習所の授業料用に貯めておいたお金を充てて購入した、自慢の愛機です。
「お前はこんなもんじゃないだろう？」と問いかけ続けてきました。
そしてようやくその日が来ました。
「やっぱりお前は素敵なスピーカーだったんだな！」
「相棒っ！これからもよろしく！」
そんな気持ちになりました。
最後に
正直、実感するほどの違いがあるのかな？と半信半疑だったんですが、結果は大満足でした。
jazzのシンバルの「チッチチー」という音がはっきり聞こえるようになりました！
私のような境遇の方にはホントにオススメです。
製品詳細
アイシン高丘のＴＡＯＣ（タオック）ブランドの製品です。
ＴＡＯＣ（タオック）
http://www.taoc.gr.jp/insulator.html#pin
| 型番 | TITE-46GP (３個１組) |
| 分類 | ピン・プレートインシュレーター |
| 特性 | 鋳鉄の優れた減衰特性とピンポイント支持による振動遮断効果を見事にマッチング。 特に中低域のもやつきがクリアーになり、奥行きのある臨場感豊かな サウンドが得られます。 |
| セット内容 | 3個１セット。箱入り。通常は２セット必要（スピーカー左右） |
| 直径 | 60mm |
| 高さ | 45mm |
| プレート | 直径35×高さ5mm |
| 重量 | 800g/1個 |
| 材質 | グラデーション鋳鉄、ピン・プレート部／ステンレス |
| 仕上げ | アーバングレー |
狭い部屋で、手軽に、劇的に温室を改善できます！
おすすめです。！
通販で購入すると安い！
店舗に出向いて実際に聞いてみるのが一番だと思いますが、ネットでも購入できます。
アマゾンで見たら激安で買えるのでびっくりしました。
まぁそういう形で出会う運命だったのでしょうね。
今でもスピーカーを設置するときは絶対このタオックのインシュレーターを使っています。
まるで音が違いますから。
ちなみにインシュレーターは賃貸アパートやマンション住まいの方には特におすすめです。
トールボーイスピーカーが買えない方やスピーカースタンドを置くスペースが無いあなたでも、本格的なサウンドが楽しめます。
taoc タオック ピン・プレートインシュレーター tite- p
ブックシェルフ型のスピーカーの音質を変えてみたいあなた。
一度チャレンジしてはいかがですか？。
では！