今回は草刈機に装着する刃について話す。
8枚刃とチップソーについての話だ。
8枚刃は昔からある草刈機の伝統的な刈刃。安くてシンプル。研げば何度でも復活する!
まず最初に八枚刃の紹介。
八枚刃とは以下のような金属刃の事だ。

この八枚刃は昔から使われている、いわゆるクラシックな刃だ。
30年前までは、草刈り機と言えばほとんどこの刃を使っていた気がする。
柔らかい草を切る時はメチャクチャ切れ味が良くて気分が良い、
まさに鋭い刃でスパッと切断する感じだ。
しかしこの刃は刃が摩耗して切れなくなるのが早い。
特に堅い茎の草や小枝、石などに当たるとかなり早めに切れ味が悪くなっていく。
私のイメージでは1時間使ったら切れ味が落ちているのが実感できる感じだ。
そのままでも草刈り刃出来るが、切れ味が悪い分エンジンをふかして頑張る必要がある。
ただしこの八枚刃は、自分で刃を研げばまた新品同様の切れ味が復活する。
なのでコスパが良い!
刃を研ぐ手間がかかるが、本体自体が安いのでたくさん用意しておけばローテーションしながら何年も使える。
チップソーは新時代の刈刃!草刈りと言わずか刈払い全般で活躍する画期的な万能刃!
チップソーとは以下のような刃である。

これは円盤の縁に超硬チップという硬いツメが埋め込んであり、その爪で草を書きとるようにして切っていく刃だ。
ソーと言うくらいだから、のこぎりと同じような感じだ。
綺麗に切断するというより、刃の幅で掻きとるようにして切り取っていく。
鋸が木くずを出しながらガスガスと木材を切るところを想像すると分かりやすいと思う。
チップソーはもともとは木材などをカットする丸ノコで使われているような刃で、少々固い物でもお構いなしに切断してくれる。
繊維質の堅い幹を持つ草などもザクザクカットしてくれるのだ。
さらには沢山の穴を空けてあり、そのおかげでかなり重量が軽くなっている。
切れ味は最高とまではいかなくともかなり良い。
しかも刃の耐久性が高く、硬い茎や小枝、地面や石との衝突にも強い。
交換までの期間が長いから手間もかからない。
但し、価格は高めである。
8枚刃とチップソーの違い。
一般論はいろんな人が書いていると思うので、私の主観で書きたいと思う。
8枚刃は牧草などの均一で柔らかい草を切るのに最適!
八枚刃は切断面がきれいで、切れ味が良い!
しかし堅い物に当たるとすぐに切れ味が落ちる。
だから、木や堅い草などが混在する藪を払うような作業には向かない。
どこに石があるかわからないような場所空地の草刈りとか道路脇の草刈りにも向かない。
向いているのは、牧草の刈り取りなどあらかじめ人間が意図して生やしている草などの刈り取りだ。
あとは田んぼや畑の中やあぜ道など、基本的に人間が管理していて石や岩などの異物が無さそうな場所だ。
そういうところであれば、切れ味が良いまますぱすぱと気持ちよく作業できる。
チップソーは一般的な草刈りや藪払いなどで使える!堅い物もカットできるのが強み!
チップソーは柔らかい草だけでなく堅い茎の草などもカットできる。
一番違違いがわかるのはセイタカアワダチソウのような茎の堅い草を刈る時だ。

セイタカアワダチソウにはナイロンカッターでは全く太刀打ちできない。
茎が堅すぎて切断できないのだ。
8枚刃だとかろうじて切断できるが、エンジンパワーを上げて頑張ってカットする事になる。
しかも根っこに近い部分の太い茎をしっかりカットするのは結構大変で、何度もはじかれながら何度目かに切断できるような感じになる。
その点、このチップソーなら堅い茎でもザクザクとカットしてくれる。
この違いは明らかで、草刈りの効率もチップソーの方がかかなり良くなる。
8枚刃とチップソー。どちらがおすすめ?
8枚刃とチップソー、それぞれに良さがある。
だがここでは明快に私見を述べておきたい。
基本的にはチップソーがおすすめ!初心者ならなおさらチップソーを選ぶべし!
結論から言えば、私はチップソーをおすすめしたい。
まず、刈る対象物(草の種類)を選ばない切断能力の高さがすばらしい。
そして草の種類に合わせた刃の交換などを考えなくて済む作業効率の高さがその理由だ。
普通の人は少々高くてもチップソーを買っておけば間違いが無いと思う。
改めてチップソーの良さは、
1、軽い。
2、耐久性が高い。
3、刈る相手を選ばない。
こんな感じだろう。
基本的にはチップソーがおすすめ!初心者ならなおさらチップソーを選ぶべし!
草刈り機、刈払機に精通した方や草刈り自体を楽しみたい方なら8枚刃もおすすめ!
8枚刃は1枚当たりの価格が安い!
しかも柔らかい鉄製の刃は刃付けも簡単で常に鋭く切れる状態に保つことも出来る。
しかも研磨して小さくなるまで何度でも復活させて使うことが出来る。
一枚の刃を最後まで大切に使えるのだ!
もったいない精神、SDGs精神にのっとった持続可能な草刈りに近づくことが出来る!
専用の研磨機でしっかり研ぎあげる事も出来るし、ベテランならバランスを考えたうえでグラインダーのみで研磨する方もいる。
さらには自分で刃を加工して竹切用の刃を自作したりする人もいる。
4枚刃でもツタなどが巻き付かないように刃を互い違いに曲げて使う人などもいる。
とにかく研磨する楽しみや刃を加工していろんな工夫を施し、それ自体を楽しむ人も居る。
そんな人には8枚刃や4枚刃、2枚刃などの昔ながらの鉄製の刃がおすすめだ。
現在の主流はチップソー。8枚刃はあまり見かけない。
2026年7月現在、周りを見ても8枚刃を使っている人は少ないと思う。
ほとんどの人がチップソーとナイロンカッターを併用する形で草刈りをしているのではないかと思う。
草刈りはあくまで作業と考え、効率的にラクに早く終わらせたい人や無駄な手間をかけたくない人がほとんどだろう。
そんな人はもう8枚刃を選ぶ必要なない。
チップソー一択で良いだろう。
排気量25cc未満の小型の草刈機なら230mmのチップソーで良い。
排気量25以上の草刈機なら255mmの方が良い!
私もセイタカアワダチソウをチップソーでたくさんなぎ倒した!
皆さんの健闘を祈る!
でも暑い日は必ずこまめな休憩と水分補給を忘れずに!