最近、砥石について記事を書いています。
今日は砥石について今まで思っていた事と新たに知ったことなど、何となく呟いてみたいと思います。
最近の一般家庭に砥石ってあるの?みんな持ってるの?
砥石って、一般家庭にあるのかないのか?
正直あんまりないんじゃないかな?と思っています。
理由は?
これまでにいろんな人と話してきましたが、砥石の話が出たことが無い(記憶の中では)と思うからです。
「こないだ新しい砥石かったんだけどさぁ~」
「えー!いいなぁ、うちはいまだに古いやつ使ってるよ!」
「いやぁ、新しいって言ってもそんなにいい奴じゃないよ。」
「それでもうらやましいよ!うちのはもう真ん中が凹んじゃってさー」
そんな会話聞いたことないです。
町で「砥石入荷しました!」という張り紙も見たことない。
こんなに話に出てこない砥石が、みんなの家にあるとは思えないからです。
今はステンレス包丁が主流ですからね。
錆びないですから、見た目は大丈夫ですもんね。
切れ味が悪くなっても、「そんなもんだろう」と気にしなければいいし、そもそも昔ほど料理しないですもんね。
スーパーのお惣菜も充実してるし、専業主婦も減って共働きが増えましたからね。
昔の一般家庭に砥石ってあったの?みんな持ってたの?
昔というか、一昔前はそういうものがあった気がします。
でも砥石じゃなかったなぁ。
「〇〇シャープナー」
みたいな名前の手に持てるやすりみたいなやつだった気がします。
通信販売とかでも売ってた気がします。
「お宅の包丁をちょっと研ぐだけで、あら不思議!新品の切れ味に戻ります!」
こんな感じのは色々売られていた気がします。
専業主婦がテレビショッピングとか通販雑誌とかで買うような感じだったかな?
砥石ってちょっと面倒だし、複数の番手の砥石を使い分けるなんでめんどくさいですもんね。
お手軽に包丁が研げるみたいなグッズがたくさん出ていた気がしますね。
もっと昔の一般家庭には砥石ってあったの?
もっと昔、砥石は家にあったと思います。
ここでいう昔というのは昭和の時代です。
私が覚えているのは、おじいちゃんが砥石で刃を研いでいる姿です。
包丁とか鎌とかをカシャカシャ、シュカシュカと研いでいました。
おじいちゃんが農業をやっていたこともあり、刃物を研いでいました。
私も「これ研いでみろ!」なんていわれて、見よう見まねで研いだ覚えがあります。
最初はざらざらした石で研ぐんですが、次はもっと堅めの砥石に変えて、最後は固くてあまり石が削れないような黄色っぽい硬い石でした。
うっすらと削れた鉄が水に溶けていく感じを覚えています。
刃がついたかどうかは指で刃先を触って、チリチリした感じがしたら刃がついていると教えてもらい、幼いなりに刃先を触りながら研いだのを覚えています。
「危ないから触るな」といわれるのではく「研いでみろ」と言ってくれたのが嬉しかった。
「おおっよく切れる!じょうずだ!」とほめてくれて、この鎌も研いどいてなんて言われて、うれしくて何本も研ぎましたねぇ。
ちなみに、昔は一般家庭でも包丁を砥石で研いでいたと思います。
理由は、包丁が鉄製だったからでしょう。
鉄の刃物は研げばしっかり切れましたし、逆に刃こぼれすれば切れなくなります。
だから定期的に研ぐ必要があったとおみます。
また、鉄製の包丁は使わなければすぐ錆びるので、錆を落とす意味でも砥石が必要だったのでしょう。
さらに昔はもっと一般家庭で魚を捌いていましたよね。
なので三徳包丁(文化包丁)だけではなく出刃包丁とか刺身包丁などを揃えている家庭も多かったんじゃないでしょうか?
今考えると面倒くさいけど良い時代だったと思います。
昔の人が今のステンレス包丁を見たらどう思うんですかね?
「錆びなくてラク!めっちゃ便利!しかも安い!」
と喜ぶのか?
「なんだこの切れない包丁は?使い捨てのおもちゃの包丁か?」
みたいに思うのか?
でも時代の流れとしては切れなくても錆びなくて手入れがいらないステンレス包丁が受け入れられていったんでしょうね。
だからホームセンターにはステンレス包丁がたくさん売られていますもんね。
とはいえ、やはり道具にこだわるプロは鋼の包丁を使うわけですから、二極化したってことですかね?
一般家庭には、もう砥石はいらないのかな?
今回色々調べていたら、ステンレス包丁を研いで刃を付けるような方もいるんですね。
ステンレス包丁はみんなは使い捨てにしているのだろうと思っていました。
実は私もステンレス包丁を研いでみたことはあります。
アマゾンで2,000円以下の中華系の砥石を買って研いでみたんです。
しかも二枚の砥石を張り付けて、両面に荒砥と中砥が付いた砥石でした。
研いだ時は切れ味が少しは良くなったのだろうと思いますが、そこまでの切れ味にはなりませんでした。
それからずっと眠ったままになっていました。
でも今回シャプトンの刃の黒幕の口コミなどを見てたら、なぜ切れなかったのか分かりました。
やっぱり、砥石は何でもいいわけではなくて、ある程度の金額を出してよい物を買わないといけないのですね。
最後に
ステンレス包丁を使い捨てで使うのも賢いでしょう。
コスパもいいし、手入れもいらないし清潔だし。
でも鋼の包丁は研げば、良い砥石でちゃんと研げば異次元の切れ味になるでしょう。
きっと料理が楽しくなるはず。
タイパやコスパを取るか、その投資や手間を楽しみと感じるか?
どちらも正解だと思います。
でも。。。私は砥石にロマンを感じてしまう。。。そんな今日この頃です。